バイク呉服屋の忙しい日々

今日の仕事から

「隣の芝生は、青く見える」とは、自分が持つモノ、あるいは自分が置かれた立場や生活が、他人より劣っていると感じてしまうこと。たとえ、様子をちょっと覗き見しただけでも、他人のことは自分より良く見える。こんな心理状態に苛まれる…

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とうとう、店の空調機が壊れた。数年前に暖房が効かなくなり、クーラーだけは何とか動いていたのだが、今月初め試運転をしたところ、すぐに止まってしまい、何も反応しなくなった。もう駄目とは思ったものの、メーカーの修理担当の方に来…

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ここのところ、値上げのニュースを聞かない日は無い。日用品や食品など日常に密着している生活品が、次々と値上げになる。食用油などは、春先からすでに三度も価格が変わっている。ロシアのウクライナ侵攻により、小麦など食料原料の輸出…

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フェードアウトとは、徐々に音が消えていって曲を終える音楽上の演出。聞き手にすれば、音が自然に遠ざかり、気が付いたら何となく終わっていた印象を受ける。曲の終わりを明確にしないことは、聞く者に余韻が残り、後々までその曲に浸っ…

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「夏も近づく八十八夜」で始まるのは、お馴染みの唱歌・茶摘み。八十八夜とは、春分から数えて八十八日目のことで、毎年5月1日か2日がそれに当たる。この日に摘まれた茶葉は上質な新茶となり、これを飲むと患うことが無いと言われてい…

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文様とは、一体どこから生まれたものか。それは言うまでも無く、人間が生活の中から感じ取ったものを様式化したのであり、外来文様であろうと日本固有の文様であろうと、変わることは無い。外来文様は、通過する国・地域のエッセンスを包…

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4月は、季節が混在する月。コートを手放せないほど寒い日があると思えば、半袖でなければ歩けないほど暑い日もある。朝夕と昼の寒暖差が20℃近くになる日も珍しくなく、街行く人の服装にも、冬と春と夏が入り混じっている。毎日、何を…

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2022年は、後々の日本において、大きな分水嶺となってしまうかもしれない。それは、国の根幹を為す安全保障の分野において、憲法の平和主義に依拠する専守防衛から離脱する可能性があるからだ。 この議論の高まりは、当然ロシアのウ…

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総務省統計局によって、1950(昭和25)年から開始された戦後の家計調査。この目的は、国民の家計収支の実態を把握することによって、国の社会経済政策を立案するための資料とすることである。家計収支は、月ごと、四半期ごと、年ご…

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ブログを書き始めて、8年10か月。今日のこの稿が、634回目になる。日付の履歴を見ると、最初の年・2013年には、月平均で13回も投稿している。ほぼ2日に1回のペースで、よくこれだけ速く記事を起こせたものだと、我ながら感…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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