バイク呉服屋の忙しい日々

職人の仕事場から

年齢のせいか、最近よく忘れ物をする。中でも最も多いのが、スマホ。朝仕事場である店へ出勤する際に、自宅へ置き忘れてしまうのだ。持っていないことに気づかず、家内が店へ「また忘れてるよ」と電話をかけて来て、初めて気が付く。現代…

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先日、山梨県から事業承継に関する案内が届いた。内容は、今の事業を将来へ繋げたいと考える経営者に対して、県が窓口になって、後継者や引き継いでくれる事業者探しを支援するというもの。また、承継候補として子どもがいる場合には、引…

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全国に792ある市の中で、最も人口が少ないのが、北海道の歌志内市。その数、僅か2500人で、最も人口が多い村・沖縄県読谷村4万1千人の16%でしかない。しかも、65歳以上の高齢者が半数以上を占める限界自治体であることから…

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品物を着用した訳でもないのに、家の箪笥などで保管中のキモノや帯に、シミ汚れや色ヤケ、あるいは箔の脱落や糸のほつれなど、様々な不具合が出ることがある。その原因は、気温や湿度など保管している室内の環境=外的要因と、品物本体の…

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3月になると、少しバイク通勤が楽になる。良くしたもので、朝の気温が氷点下から解放されると、乗っている時の体感温度が変わる。もう40年以上もバイクに乗り続けているので、こうした微妙な季節のうつろいを、肌で感じることが出来る…

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箪笥に遺されたキモノや帯を、どうするのか。昨今では、和装と縁遠くなっている方がほとんどなので、悩まれている家庭も多いだろう。品物の行きつく先は様々に考えられるが、全く不要となれば、キモノ買い取りを行う店や、リサイクルショ…

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2019年、金融庁の金融審議会・ワーキンググループは、平均的な年金所得で暮らす夫婦二人の世帯では、老後30年で2000万円が不足するとの試算を公表した。これが「老後2000万円問題」として広く認知され、「年金だけでは暮ら…

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6月の中旬、長い間うちの紋仕事を請け負ってくれた、紋章上絵師の西さんが急逝した。享年、72歳。亡くなる僅か一週間前、出来上がった黒留袖の紋入れを受け取りに仕事場へ行き、話を交わしたばかり。なので訃報を聞いた時は、なかなか…

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先日、長くお付き合いを頂いている大学の先生から、「最近の大学は、すっかり就職予備校と化してしまった」と嘆く声を聞いた。本来大学の意義は、自分が専攻する学問を探求することにより、新たな知見や知識を得ることだけでなく、様々な…

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現代は、不寛容な社会と言われている。「みんなが同じであること」に強い意識があり、少数派の主義や信念を認めず、強く批判をしてしまう。そしてそれは、時として人格の否定にまで及んでしまうことがある。この原因は、社会全体に蔓延る…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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