バイク呉服屋の忙しい日々

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今年2025年は、太平洋戦争が終わって80年目の節目を迎える。そして、昭和という年号で言えば100年目にあたる。昭和は1926年の12月25日に始まり、1989年の1月7日に終わるが、昭和天皇は、実に足かけ64年の長きに…

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桟敷(さじき)と名前の付いた観覧席を持つのは、歌舞伎と相撲。どちらも長い歴史を誇る日本古来の伝統芸能と武道で、その催しを興行と呼び、鑑賞方法にも前近代的なしきたりが残される。桟敷はその名残であるが、それは他の一般席と明確…

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元旦の朝、その年最初に昇る太陽を迎え見ることは、古来より大変ご利益があるとされてきた。だから初日の出は「見る」ものではなく、「拝む」ものであり、神の社に詣でて願い事をする初詣と同じ意味を持つ、お目出度い年始行事である。 …

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あけまして、おめでとうございます。この年末年始は曜日並びが良かったので、多くの方がゆっくり寛いだ時間を過ごせたのではないでしょうか。私も世間並みに8連休を頂き、6日の月曜日から営業を再開致しました。本年も、何卒よろしくお…

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今年も、残すところあと3日。ついこの間まで、どうにもならないほど暑かったと思っていたら、いつの間にか、コートが手放せないほど寒くなっている。それどころか、ついこの間年末の大掃除を済ませたと思ったら、もうまた年の暮れが迫っ…

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撞木と衣桁は、呉服屋の店先を彩るディスプレイには絶対に欠かせない道具。撞木は、丸く巻かれた反物や平畳みの帯を、衣桁は、予めキモノの形で商品化されている絵羽モノを飾るために使う。反物は、無地や付下げなど一部を除けば、その多…

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全国各地には、一体どれほどのダムが建設されているかご存じだろうか。日本ダム協会のダム便覧によれば、竣工済のダムだけで2698基。そして現在計画中と着工中のダムも、65を数える。ダムは大まかに、治水等多目的ダムと利水ダムに…

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縞が文様の中で、単純にして最も多彩な図案であることは間違いない。そして、この直線で構成される幾何学文様は、経糸と緯糸とが交差する織物に図案の基がある。つまり織の手法そのものが、縞という柄と大きく関わっていることになる。 …

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先日、七五三詣りの撮影を禁ずる神社が増えているとの情報を耳にした。本当なのかと驚いたが、これは家族が撮るスナップ写真ではなく、プロカメラマンによる出張撮影を制限したものだった。神前結婚式を挙げる際には、撮影を依頼する話は…

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ブログを始めた頃は、よく業界の内側の話をした。だから、この手の内容を分類するために、「現代呉服屋事情」というカテゴリーも設けてあるのだが、最近ほとんどご無沙汰だ。昨年は、現代離れしたバイク呉服屋のアナログ的商いについて、…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

ご感想・ご要望はこちらから e-mail : matsuki-gofuku@mx6.nns.ne.jp

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