バイク呉服屋の忙しい日々

最近の投稿

縞が文様の中で、単純にして最も多彩な図案であることは間違いない。そして、この直線で構成される幾何学文様は、経糸と緯糸とが交差する織物に図案の基がある。つまり織の手法そのものが、縞という柄と大きく関わっていることになる。 …

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先日、七五三詣りの撮影を禁ずる神社が増えているとの情報を耳にした。本当なのかと驚いたが、これは家族が撮るスナップ写真ではなく、プロカメラマンによる出張撮影を制限したものだった。神前結婚式を挙げる際には、撮影を依頼する話は…

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ブログを始めた頃は、よく業界の内側の話をした。だから、この手の内容を分類するために、「現代呉服屋事情」というカテゴリーも設けてあるのだが、最近ほとんどご無沙汰だ。昨年は、現代離れしたバイク呉服屋のアナログ的商いについて、…

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本来なら、湿度が低く晴天が続く10月下旬から11月初旬は、キモノの虫干しや湿気抜きには絶好の季節だが、今年は10月半ばを過ぎても涼しくならず、25℃以上の「夏日」が続く。なかなか、秋特有のカラリと澄んだ空気に入れ替わらな…

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先日、衆議院が解散する場面を見ていたが、いつもであれば議長が解散の詔書を読み終えたところで、議員たちがもろ手を挙げて万歳と叫ぶのだが、今回は与党の議員だけが少し遅れて手を上げ、野党議員は野次をとばしているだけという、何と…

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体を伸ばしては縮め、縮めては伸ばしながら匍匐(ほふく)前進する。この姿が、指で寸法を採る姿に似ていることから、「尺取り虫」の名前が付く。このモゾモゾとまだるこしい動きをする幼虫は、やがてシャクガという蛾に成長する。 虫の…

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秋の折り返しとなる秋分を過ぎても、一向に涼しくならない。空の上では、未だに入道雲が幅を利かせ、イワシ雲やウロコ雲は一体どこへ行ったやら。日中の気温は平気で30℃を越え、その上夕方になると突如雷鳴が響き、ゲリラ豪雨が街を襲…

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谷山浩子というシンガーソングライターを、ご存じだろうか。主に活躍していたのは80~90年代で、誰もが知っているほどのヒット曲は持っていない。なので知っている方は、私と同年代の限られ人になるだろうか。彼女の作る歌は、ユメの…

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今の若い人たちは、LINEなどSNSにおける文章には、句読点を付けないことが多いようだ。そして、もし年長者から句読点の付いた文が送信されてくると、窘められているような感じがして、威圧的な印象を受けると言う。もちろん、送っ…

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最高気温が35℃以上を記録すると、その日は猛暑日となるが、甲府では先月の25日から今月15日まで、22日連続してこの猛暑日が続いた。これまでの最長が、1995(平成7)年に記録した17日だったので、これを29年ぶりに更新…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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