バイク呉服屋の忙しい日々

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真冬のような凍える日が続いたかと思うと、コートが邪魔になるくらい暖かな日差しに包まれる日もある。冬から春へと渡る3月は、まるで螺旋階段を上がるように、ゆっくりと季節が動いていく。北国では特に、一歩進んで二歩下がるような感…

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3月になると、少しバイク通勤が楽になる。良くしたもので、朝の気温が氷点下から解放されると、乗っている時の体感温度が変わる。もう40年以上もバイクに乗り続けているので、こうした微妙な季節のうつろいを、肌で感じることが出来る…

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箪笥に遺されたキモノや帯を、どうするのか。昨今では、和装と縁遠くなっている方がほとんどなので、悩まれている家庭も多いだろう。品物の行きつく先は様々に考えられるが、全く不要となれば、キモノ買い取りを行う店や、リサイクルショ…

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毎日各地で、大雪のニュースが報じられている。特に、日本海側の地方では数年ぶりの豪雪となり、日々の雪下ろしに苦労している様子が伝えられている。一方で太平洋側では、ほとんど雨や雪が降らず、空気はカラカラに乾燥している。そして…

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2019年、金融庁の金融審議会・ワーキンググループは、平均的な年金所得で暮らす夫婦二人の世帯では、老後30年で2000万円が不足するとの試算を公表した。これが「老後2000万円問題」として広く認知され、「年金だけでは暮ら…

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今年2025年は、太平洋戦争が終わって80年目の節目を迎える。そして、昭和という年号で言えば100年目にあたる。昭和は1926年の12月25日に始まり、1989年の1月7日に終わるが、昭和天皇は、実に足かけ64年の長きに…

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桟敷(さじき)と名前の付いた観覧席を持つのは、歌舞伎と相撲。どちらも長い歴史を誇る日本古来の伝統芸能と武道で、その催しを興行と呼び、鑑賞方法にも前近代的なしきたりが残される。桟敷はその名残であるが、それは他の一般席と明確…

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元旦の朝、その年最初に昇る太陽を迎え見ることは、古来より大変ご利益があるとされてきた。だから初日の出は「見る」ものではなく、「拝む」ものであり、神の社に詣でて願い事をする初詣と同じ意味を持つ、お目出度い年始行事である。 …

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あけまして、おめでとうございます。この年末年始は曜日並びが良かったので、多くの方がゆっくり寛いだ時間を過ごせたのではないでしょうか。私も世間並みに8連休を頂き、6日の月曜日から営業を再開致しました。本年も、何卒よろしくお…

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今年も、残すところあと3日。ついこの間まで、どうにもならないほど暑かったと思っていたら、いつの間にか、コートが手放せないほど寒くなっている。それどころか、ついこの間年末の大掃除を済ませたと思ったら、もうまた年の暮れが迫っ…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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