バイク呉服屋の忙しい日々

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今年のNHK大河ドラマは、源氏物語の作者・紫式部の生涯を描いた「光る君へ」。このドラマでは、政治や社会の流動期である戦国時代や幕末に題材を求めることが多く、主人公も、時代の中心的役割を果たしてきた「有名人」がほとんどなの…

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先月末総務省から、住民基本台帳に基づく昨年度の人口移動報告が公表された。それによると、東京圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)では、転入者が転出者を12万6千人ほど上回る「転入超過」になっており、中でも東京は、前年度の80%増…

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時折お客様から、「洋装では使わない色や模様でも、和装だと試したくなる時がある」との声を聞くことがある。普段は、モノトーン系の目立たない色ばかり着ているけど、キモノ地色では明るいパステルを使い、合わせる帯にもインパクトのあ…

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年が明けるとすぐに、多くの問屋やメーカーでは初市を開催する。各小売屋には、すでに暮れのうちに案内状が送付されており、仕入れをするかしないかは別にして、大概そこで年始の挨拶をすることになる。だが今年は、元旦に予期せぬ災害が…

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今年初めて店を開けたのが、8日の月曜日。この日は成人の日であったが、甲府市の式典は、一日前の日曜日・7日に執り行われた。なのでバイク呉服屋は、成人式に店を閉めていたことになる。世間からは、呉服屋が一年で一番忙しい日と考え…

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夢というものは真にあやふやなもので、その内容が記憶されることはほとんど無い。人の睡眠は、深い時と浅い時を繰り返し、どちらの状態でも夢は見ているそうだが、覚えているのは、起きる直前、即ち浅い睡眠時(レム睡眠)に見た内容であ…

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2024年の年明けを迎えました。元旦と二日に、思いもよらない大きな災害と事故が起こってしまい、到底新年を寿ぐ気分にはなれませんが、ともあれ、本年も相変わらずよろしくお願い致します。 天災が時と場所を選ばず、容赦なく襲って…

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もうここ何年も、一年の仕事を終える日は28日と決まっている。毎年この日を目途に、納品や売掛金の回収を終え、大掃除を済まそうと計画を立てるが、師走の仕事は年々前倒しになる傾向があり、それほど慌ただしくはならない。 こうして…

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その昔織物は、二つに大別された。高級品と見なされた絹織物が呉服であり、庶民の日常着として使った麻や綿織物は、別に太物と称されていた。細い絹糸に比べて、麻糸や綿糸は太く、特に手で紡ぐ糸は太さに大きな差があったことから、太物…

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毎年暮れの風物詩になっている浅草寺の歳の市が、今週末の三日間で開催される。従前は正月用品や縁起物を売る観音様の縁日であったが、江戸の末期頃から羽子板を売る店が数多く立ち並ぶようになる。この当時は、女の子が生まれた家に羽子…

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日付から

  • 総訪問者数:1813376
  • 本日の訪問者数:184
  • 昨日の訪問者数:306

このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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