バイク呉服屋の忙しい日々

2024年4月の記事

呉服屋の品物は、様々な経緯を辿って、店先や棚に並んでいる。当然のことだが、商いをする時には、反物や帯をお客様の前で広げて、その地色や柄行きを見て頂くことになる。けれども見る側にとって、品物の内容を見ても、これが新しい品物…

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先日、長くお付き合いを頂いている大学の先生から、「最近の大学は、すっかり就職予備校と化してしまった」と嘆く声を聞いた。本来大学の意義は、自分が専攻する学問を探求することにより、新たな知見や知識を得ることだけでなく、様々な…

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単純に貴族とは、特権的な地位や称号を持つ「選ばれし人々」のことを指す。日本でも、戦前まではこうした身分を持つ・華族が存在していたが、この人々は、一般人とは明確に区別された身分・階層にあって、その優位性は世襲により継続され…

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先週の金曜日・29日に、桜がようやく開花した。甲府では昨年より12日、東京では15日遅い。去年の満開日が3月22日だったことを考えると、今年の遅さが際立つ。ここまで遅れたのは、2012(平成24)年以来のことだが、これは…

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日付から

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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