バイク呉服屋の忙しい日々

今日の仕事から

先週梅雨が明けたと思ったら、このところ連日35℃を越える暑さ。少し歩いただけでも、全身から汗が噴き出す。「梅雨明け10日」は、太平洋高気圧の勢力が強くなり、天気が安定して暑い日が続くと言われているが、昨今は温暖化が進んだ…

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今年の10月から、郵便料金が一挙に三割もアップするらしい。葉書が63円から85円に、手紙は定型で84円から110円になる。郵便の扱い数は、最盛期より45%も落ち込み、その上に人件費や運搬燃料費の高騰が重なる。昨年度の郵便…

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文月(ふみつき・ふづき)は、旧暦7月の呼称だが、この名前は、稲穂が実る月・穂含月(ほふみづき)、あるいは、七夕に書を干す習慣・文披月(ふみひろげつき)などに由来すると言われている。 現代の新暦と旧暦の間には、ひと月以上の…

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涼やかに見える色の組み合わせを考えてみると、それはやはり青と白になるだろう。青をイメージするものは、空や海や水であり、我々が住む星・地球の色もまた青である。青は、常に人の傍らにある自然な色として、存在していると言えるだろ…

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和装における特徴的なオシャレとは、何か。それはやはり、着姿から見えないところや目立たない場所に、華麗な色や意匠を凝らすことだろう。何かの拍子で、キモノの裾が返った時に見える八掛の色、袖の振りから僅かに覗く襦袢の模様、そし…

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「験を担ぐ」とは、縁起を気にして一定の行動を繰り返すことを言うのだが、以前良い結果が出た時のある行いを、吉祥の前兆と考えるからこそ続くこと。この験なる行動は、担いでいる本人だけが拘っていることで、傍から見れば、それほど意…

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呉服屋の品物は、様々な経緯を辿って、店先や棚に並んでいる。当然のことだが、商いをする時には、反物や帯をお客様の前で広げて、その地色や柄行きを見て頂くことになる。けれども見る側にとって、品物の内容を見ても、これが新しい品物…

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先週の金曜日・29日に、桜がようやく開花した。甲府では昨年より12日、東京では15日遅い。去年の満開日が3月22日だったことを考えると、今年の遅さが際立つ。ここまで遅れたのは、2012(平成24)年以来のことだが、これは…

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皆様は、日本の俳優の中で「名脇役」と言えば、誰を思い浮かべるだろうか。私は、大滝秀治さん。朴訥な好々爺だったり、一徹な頑固者を演じてみたり、時にはコミカルな一面も見せたりする。70年代には、社会派と呼ばれた日本映画・金環…

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自宅から店への通勤には、毎日バイクを使っているので、ちょっとした気温の変化や風の違いを体感出来る。冬から春へと季節が渡ることを実感するのは、毎年今頃。「暑さ寒さも、彼岸まで」の言葉通り、春分の頃になると、バイクが辛くなく…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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