バイク呉服屋の忙しい日々

2022年5月の記事

フェードアウトとは、徐々に音が消えていって曲を終える音楽上の演出。聞き手にすれば、音が自然に遠ざかり、気が付いたら何となく終わっていた印象を受ける。曲の終わりを明確にしないことは、聞く者に余韻が残り、後々までその曲に浸っ…

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「咳を しても 一人」。これは、漂泊の俳人・尾崎放哉の有名な自由律俳句。肋膜を病んで死の淵にあった放哉が、その最期の日々を過ごした小豆島の小さな寺・西光寺の庵で詠んだ句である。五七五の定型に捉われず、心の内を直接表現する…

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政令指定都市とは、1956(昭和31)年9月に施行された制度により、認定された都市のこと。これは地方自治法に基づく新たな都市制度で、地方分権の推進を掲げ、その上で合理的で効率の良い都市の行政運営と、そこに居住する住民の福…

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「夏も近づく八十八夜」で始まるのは、お馴染みの唱歌・茶摘み。八十八夜とは、春分から数えて八十八日目のことで、毎年5月1日か2日がそれに当たる。この日に摘まれた茶葉は上質な新茶となり、これを飲むと患うことが無いと言われてい…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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