バイク呉服屋の忙しい日々

2022年11月の記事

霜月も終わりに近づき、すっかり日暮れが早くなった。このところ、午後3時を過ぎれば日は傾き始め、4時半にはもう暗くなる。日の長い6月だと、7時を過ぎても明るさが残るので、今と昼の長さは2時間半も差がある。日暮れに追い立てら…

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現代では、ある事象について秀でた知見を持っている研究者や知識人のことを、有職者(ゆうしきしゃ)と呼んでいる。政府や省庁が重要な事案を検討する時には、この人々を招いて会議を開き、提言を求めることがよくある。感心するのは、ど…

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立冬を過ぎて、このところ晴天が続いている。日本列島の西にある大陸上に高気圧があり、東の千島列島付近に低気圧が位置するという、いわゆる「西高東低」の気圧配置になってくると、秋深く冬近しを思わせる。こうなると、太平洋側の地域…

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「体裁を整える」とは、外見を気にするとか、見映えを良くするという意味だが、呉服屋における体裁とは何かを考えた時、それはお客様への品物の見せ方や、誂えた品物の納め方に対する気遣いに当たるように思う。清潔で居心地の良い店舗は…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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