バイク呉服屋の忙しい日々

2016年の記事

老舗と称されるのは、100年以上続く会社や店舗であろう。その中で、現在最も長く続いている会社は、大阪・天王寺にある「金剛組」という建設会社。創業は、578(敏達天皇6)年というから、今から何と1438年前の飛鳥時代にまで…

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皇后・美智子さまのお召物の地色は、いつも上品で控えめ。薄い銀鼠色、生成色、薄ベージュ、ごく薄い灰桜色などをよく使われている。いずれにせよ、柔らかい色をまとわられることで、より気品のある姿として映って見える。 天皇陛下の傍…

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永六輔さんが亡くなった。高度経済成長が始まった昭和30年代から、放送作家の草分けとして活躍。当時のヒット曲、「上を向いて歩こう」や「こんにちは赤ちゃん」などの作詞家としても、よく知られている。 また、ラジオのパーソナリテ…

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ヨーロッパのホテルの玄関には、よく、クレマチスの花が置かれている。鉢に植えられている花もあれば、外壁に蔓を這わせながら咲いている花もある。クレマチスの花言葉の一つは、「旅人の喜び」。宿泊する旅行者を迎える、嬉しい気配りで…

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7月7日は、そうめんの日。1982(昭和57)年、全国乾麺協同組合連合会により、制定された。しかし、七夕とそうめんが、どのように繋がっているのか、意外と知られていない。 七夕は、ご存知の通り、天の川の西岸に位置する織女星…

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参議院選挙の投票日まで、あと一週間あまり。どの政党・候補者を選ぶか、ということよりも、そもそも投票所へ足を運ぶか否か、で迷っている。積極的に一票を投じたいという人物もいないときは、消去法で考えて、より「まし」な選択をする…

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小学生の夏休みの宿題と言えば、学習冊子・夏休みの友、読書感想文、絵日記や工作、自由研究(高学年)などであろうか。その内容は、我々が子どもだった昭和40年代とあまり変わっておらず、ほとんど定番と化している。 この宿題、子ど…

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バイク呉服屋にとって、梅雨が一番厄介な季節。なぜならば、雨だとバイクが使えず、仕事に支障を来たすからだ。その上運転中に、予期せぬ天候の急変に遭遇することがあり、そんな時は、家の軒先などで雨宿りを余儀なくさせられる。届けモ…

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庭の片隅の紫陽花が、初めて小さな花を咲かせた。家内が、友人から頂いた鉢植えを地植えして、今年で5年目になる。毎年、葉だけは青々として元気に見えたが、花を咲かすことはなかった。剪定をせず、特別に肥料などを与えることもなかっ…

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数日前、久しぶりに箪笥整理の仕事をしてきた。このお客様の家とは、私の祖父の代から、半世紀にも及ぶお付き合いを頂いてきた。先月初めに、ここの奥さんが亡くなられ、49日までには形見分けをしたいという、娘さん達の依頼を受けての…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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