バイク呉服屋の忙しい日々

最近の投稿

法人として会社を組織する限り、どうしても名前が必要になる。これを、正式な名称として法務局に登記することで、組織として法律上の人格が認定されることになる。うちも夫婦二人だけの店ではあるが、一応有限会社として組織しているので…

続きを読む

「亭主元気で、留守がいい」という言葉に、聞き覚えのある方も多いだろう。これは、1986(昭和61)年、殺虫剤メーカーの金鳥がテレビCMの中で使ったコピーである。この言葉は、あからさまな主婦の本音をそのまま使ったとして、当…

続きを読む

ファッション関係はもちろんのこと、日常の生活で欠かせない身の回り品の中で、レンタル出来ないものがどれだけあるだろうか。はたと考えて見ても、「買う以外に選択の余地がない」というモノが見当たらない。それほど現代では、モノを所…

続きを読む

積載量10tの大型トラックで、1430台分。これは農水省の調査による、日本で一日に廃棄される食品の量。驚くことに、一年間で522万tもの食べ物が、ゴミとして捨てられている。「食品ロス」の内訳は、飲食店やコンビニ、食料スー…

続きを読む

国連が公表している「世界幸福度ランキング」によると、昨年度の日本の順位は、54位。これは、G7(先進7か国)の中で最下位、OECD(経済協力開発機構)加盟36か国の中で32位と、極めて低い位置に置かれている。幸福度を決め…

続きを読む

去年(こぞ)ともに 歩きし人よ 「いない」ということ 思い知る葉桜の下(俵万智) 季節は何も無かったように巡り、また葉桜が芽吹く頃になった。去年と変わらぬ風景の中で、共に歩く人だけがいない現実。葉桜の下で、そのことを思い…

続きを読む

1000人あたり、1.7人。この数字は一昨年、生後一年以内に死亡してしまった赤ちゃんの割合。この乳児死亡率は、諸外国(欧米では平均2~5人)と比較してもかなり少なく、日本は世界の中で、赤ちゃんの養育環境が最も整っている国…

続きを読む

家で、最後にお雛様を飾ったのはいつのことだったか。長女が小学生のうちは、飾っていた覚えがあるのだが、それでも、もう20年も前になる。立派な七段飾りで、家内の両親が奮発して贈ってくれた豪華なもの。子どもが小さい頃は、狭いと…

続きを読む

たまに頂く読者からのメールで、「よく話のネタが尽きませんね」と感心されることがあるが、実はブログのテーマは、二か月先くらいまでほぼ決まっている。今は月に4回の更新で、そのうち一度は必ず、季節に相応しい品物を選んでコーディ…

続きを読む

数日前、京都の小さな工房で染めている蠟染の帯が、数点送られてきた。これは、ある取引先から、「ぜひ一度、目を通して欲しい」との依頼を受けた品物。話によると、「取引先のどなたかで、私の帯を見て頂き、気に入ったらぜひ求めて頂き…

続きを読む

日付から

  • 総訪問者数:1860280
  • 本日の訪問者数:350
  • 昨日の訪問者数:368

このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

ご感想・ご要望はこちらから e-mail : matsuki-gofuku@mx6.nns.ne.jp

©2024 松木呉服店 819529.com