バイク呉服屋の忙しい日々

2022年の記事

季節の変わり目・立春を過ぎても、まだまだ冬の佇まい。今週は太平洋の南岸を低気圧が通過して、関東一円で雪が降った。甲府の積雪は8cmほどで大したことはなかったが、同じ県内でも富士北麓地域は30cm以上と、かなりの降雪になっ…

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私は、1959(昭和34)年の生まれだが、この頃はまだ、キモノを日常着として使っていた時代。外に働きに行く女性は少なく、多くの人の日常が家庭の中にあった。未婚女性は「家事手伝い」として家に残り、花嫁修業と称して、料理や洋…

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呉服屋にとって「はんなり」という京言葉は、とても馴染みのある修飾語だ。バイク呉服屋も、はんなりとした着姿とか、はんなりとした色合いなどと、稿の中でも良く使う。だが、具体的に何をもって「はんなり」と表現するかと問われると、…

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日本における本格的な貨幣制度は、江戸の草創期・1601(慶長6)年に徳川家康の手で、金貨(慶長小判)や銀貨(慶長丁銀)が鋳造されたことに始まる。この貨幣の鋳造場所は、金が現在の日本橋本石町であり、銀は言うまでも無く中央区…

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昨年6月に誕生した、上野動物園の双子のジャイアントパンダ・シャオシャオとレイレイ。その一般公開が、今月から始まる予定だったが、新型コロナ・オミクロン変異種の急速な蔓延により、都立施設は閉園となって公開は延期された。今回最…

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あけましておめでとうございます。例年のように、年の初めはゆっくりと休ませて頂いたために、松の内が終わった8日が仕事始めになりました。今年も、何かと制約の多い一年となりそうな気配ですが、どうぞよろしくお願い致します。 &n…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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