バイク呉服屋の忙しい日々

2013年7月の記事

当店の入り口の一角に、様々な織部の器が並んでいる。多治見の陶芸家・佐藤和次さんの作品である。 織部の模様は、キモノの文様と共通する図案が多く見受けられ、また深い緑色の濃淡の繊細さは、友禅の染め出しに共通する色彩感覚ではな…

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「手を入れる」仕事を承る時、一番大切なのが、依頼される方の気持ちだと思う。 品物に対して、どのような「思い入れ」があるかということが重要で、それによって、どの程度直してよいのか私の「覚悟」が決まる。 だから、その直す品が…

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「雨上がり」に外へ出てみると、からりと晴れた空に心地よい風が吹きぬけ、夏のにおいを感じることがある。疾走するバイクから見えるのは、「富士山」「八ヶ岳」「茅ヶ岳」や「南アルプス」の山々。「盆地」であることの有り難さを実感す…

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日付から

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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