時間の制約がない旅というのが一番贅沢なことだと思う。自由に自分らしく、思うままに「時間」を使えることは、ある程度「若い時」でなければ難しい。 「むかしたび」は私が「自由に時間を使えていた頃」の話であり、私自身の「アーカイ…
「海を見ていた午後」は荒井由実の隠れた名曲だと思う。「横浜・山手」にある「ドルフィン」という店で、別れた恋人を想い出しながら「一人もの思いにふける」という情景を描いている。 バックパッカー時代の私の「海を見ていた午後」は…
このまま、「呉服屋」として人生を終えるのか。違う「生き方」を考えるのか、まだ迷う。50歳を過ぎて、何をと思われるかも知れないが、まだ結論が出ない。 せっかく、「人生」という時間を貰ったのだから、「自分の思うとおり」にした…
「画像や映像」による情報を持たない、ということが、未知の土地を訪ねる時大切である。人の「想像力」を掻き立てることが、「旅のモチベーションを上げる」ことに繋がるからだ。 何の先入観も持たず、ただ「思い描く」こと。「知らない…
茫漠とひろがる大草原に行く、と決めたのはいつだったのか。もう、覚えていない。 子どものころから「地図帳」を見るのが大好きだった。日本ばかりか、外国の地名を見て、その地形などから、どんなところだろうといつも「想像」していた…
「ライフライン」と呼ばれるモノは何だろうか。まず電気、水道、ガス、そして通信手段である電話。今は携帯やパソコンも生活に必需なものとなった。 30年以上前、東京で暮らしていた下宿には、テレビや電話がなく風呂もなかった。冷暖…
呉服屋になるとは思っていなかった。昔の私を知る人はそう言う。 人の生き方や価値観は、若い頃の経験に影響されることが大きいと思う。 「何が大切なのか」ということを考える時間は、人が生きていく上で無くてはならないことであり、…