バイク呉服屋の忙しい日々

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本来ならば今年の暮れは、祭りを終えた後の「気だるい充実感」に、包まれているはずだった。祭りとはもちろん、夏に開催される予定だった東京オリンピック・パラリンピック。何事もなければ、きっと成功裡に終わっていただろう。世界中の…

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今年のように「生地の素材」に注目が集まることは、これまで無かっただろう。通気性や吸湿性のような、素材各々が持つ特徴の見極めはもとより、肌触りや顔へのフィット感など、具体的な使い勝手の良し悪しを、多くの人が考えるようになっ…

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その昔盂蘭盆会(お盆)は、太陰暦の7月15日だった。明治になって新暦・太陽暦が採用されたのだが、陰暦と陽暦の間にはひと月以上のずれがある。盆の暦をそのまま移すと、農家が作業で忙しい時期と重なってしまう。そこで、陰暦からひ…

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先月末の四連休から、政府お墨付きの観光促進企画「go to travel」が始まった。最初の計画より開始時期を前倒して始めたものの、どの宿泊施設を使えば割引の恩恵が受けられるのかさえ決まっておらず、拙速感は否めない。さら…

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「カエルの子は、カエル」とよく言われるが、今でも、親と同じ職業を選ぶ子供は結構いるように思う。特に目立つのが政治家。現在衆参両院の議員世襲率は、優に過半数を超えている。議員になるために必要な三つの条件、「地盤・看板・鞄」…

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いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな・・・。何度も何度もくりかえされるこのフレーズを読んでいると、知らず知らずのうちに、鮮やかな黄色で染まった菜の花畑が、目の前に現れてくるようだ。 この詩の題名は「…

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あけましておめでとうございます。年末から年始にかけて曜日の並びが良かったので、9連休となった方も多かったと思いますが、バイク呉服屋も便乗して、少し長く休みを頂きました。 今朝、店に来て久しぶりにパソコンを開いてみると、お…

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昨日、ようやく暮れの大掃除が終わった。店の床面積は約20坪なので、店舗としてはさほど広くないが、念を入れてきれいにするとなれば、やはり手が掛かる。通りに面したウインドに始まり、ショーケースや鏡など、ガラスをきれいに磨き上…

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全くお金を持たなくても済む時代が、すぐそこに来ている。すでにクレジットカードや電子マネーを使った決済は一般化し、現金が無くても買い物の支障がほとんどない。 今年10月、消費税が10%に引き上げられるのに伴い、政府は電子マ…

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呉服屋商いの大きな特徴は、扱う品物を「長い目」で見ることだと思う。一般的にはどんな商いでも、仕入れた商品を短期間のうちに売って、効率良く利益を出すことが仕事の第一義となるが、呉服屋が扱う品物は、そう簡単に売れていくもので…

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  • 本日の訪問者数:73
  • 昨日の訪問者数:407

このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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