いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな・・・。何度も何度もくりかえされるこのフレーズを読んでいると、知らず知らずのうちに、鮮やかな黄色で染まった菜の花畑が、目の前に現れてくるようだ。 この詩の題名は「…
あけましておめでとうございます。年末から年始にかけて曜日の並びが良かったので、9連休となった方も多かったと思いますが、バイク呉服屋も便乗して、少し長く休みを頂きました。 今朝、店に来て久しぶりにパソコンを開いてみると、お…
昨日、ようやく暮れの大掃除が終わった。店の床面積は約20坪なので、店舗としてはさほど広くないが、念を入れてきれいにするとなれば、やはり手が掛かる。通りに面したウインドに始まり、ショーケースや鏡など、ガラスをきれいに磨き上…
全くお金を持たなくても済む時代が、すぐそこに来ている。すでにクレジットカードや電子マネーを使った決済は一般化し、現金が無くても買い物の支障がほとんどない。 今年10月、消費税が10%に引き上げられるのに伴い、政府は電子マ…
呉服屋商いの大きな特徴は、扱う品物を「長い目」で見ることだと思う。一般的にはどんな商いでも、仕入れた商品を短期間のうちに売って、効率良く利益を出すことが仕事の第一義となるが、呉服屋が扱う品物は、そう簡単に売れていくもので…
早いもので、このコラムブログもこの5月で、8年目を迎えます。53歳から書き始めた私は、今年で還暦。この7年の間、呉服屋としての自分の仕事に大きな変化はほとんどなく、淡々と時間が過ぎてきたような気がします。 地方の小さな呉…
平成も、残すところあと二日。10日間という、これまでにない長い連休の間に、時代は変わり目を迎える。そんな中で、一般の人々は、改元よりもむしろ、与えられた休暇をどのように過ごすかということに、目が向いているようにも思える。…
私の父も、家内の父も、1930(昭和5)年の12月生まれ。昨年の暮れで、目出度く88歳の米寿を迎えた。二人とも、まだかくしゃくとしていて、何でも一人で出来る。無論、頭も衰えておらず、至って普通に生活している。我々子どもに…
皆様は、よくご存知のことと思うが、キモノは多くの場合、アイテムごとに使う場面が定まっている。黒留袖(江戸褄)は、婚礼に使い、着用する人は新郎新婦の母や、近しい親族、そして仲人。これに準ずる品物が色留袖で、婚礼の場や格式を…
あけましておめでとうございます。年末・年始の休みを世間サマ並みに長く頂きましたので、今日が仕事初めとなりました。例年のように、年を越した直し依頼の品物が積み重なっているため、休みの予定を一日繰り上げ、仕事を始めることにし…