バイク呉服屋の忙しい日々

最近の投稿

「くでになる」と言われても、山梨県人以外の方々は、何のことかさっぱりわからないだろう。「くで」とは、「こんがらがる」とか「絡まる」という意味の甲州弁で、紐と紐がくしゃくしゃに重なりあい、解けなくなった状態の時に、よく使う…

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野分のまたの日こそ、いみじうあはれにをかしけれ。立蔀・透垣などの乱れたるに、前栽どもいと心苦しげなり。(枕草子・第200段) この「野分のまたの日こそ」は、枕草子の中でも有名な段の一つであり、中学・高校の古典教科書の中で…

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数十本の糸を一つに束ね、一定の法則で斜めに交差させながら紐のように組み込んで作るのが、組紐である。その起源は古く、今から一万年以上も前の縄文時代にまで遡る。 日本草創期のこの時代に、縄文と名前が付いた理由は、言うまでも無…

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キモノの誂えを依頼された時には、店の名入り伝票に、お客様の寸法を記して、和裁士に渡す。この寸法票は、呉服屋の日常仕事には欠かせない道具を専門に扱う「用度屋」にも置いてあるが、多くの店は、独自に作ったオリジナル伝票を印刷し…

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毎年、高校野球が終わると、秋の気配が漂い出す。決勝戦の翌日・23日は処暑だったが、暦の上では、そろそろ暑さを仕舞う頃となる。実際に、このところ、日中35℃を越えるような猛暑日は無くなり、朝夕は涼風が立ち、凌ぎやすくなった…

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お盆休みの一週間、毎朝、庭の水遣りをした。普段は家内の仕事だが、休み中に実家へ帰ったので、私が代行することになった。 「くれぐれも花や葉を枯らさないように、丁寧に水をあげてね」と申し付かる。彼女が大切にしているバラの鉢植…

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全くお金を持たなくても済む時代が、すぐそこに来ている。すでにクレジットカードや電子マネーを使った決済は一般化し、現金が無くても買い物の支障がほとんどない。 今年10月、消費税が10%に引き上げられるのに伴い、政府は電子マ…

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最近、「大人可愛い女性」とか「大人可愛い着こなし」などと耳にすることがよくあるが、はて、「大人可愛い」とはどのような人、あるいは着姿を指すのだろうか。具体的な「これ」という指針がないので、何とも判り難い。 そもそも「大人…

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ここのところ毎年、三人の娘達が父の日のプレゼントとして、カジュアル用の服を選んで買ってくれる。年によって、ビームスのポロシャツだったり、ブルックスブラザーズのチェックシャツだったりと、大概はインポートブランドである。 「…

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江戸時代から続く商家の「暖簾分け」は、長い間奉公し、店に貢献してきた者に対し、その独立を手助けする制度。同じ屋号を使うことを許可し、磨いてきた商才を発揮する場所を与える。時には、持っている顧客を分け与えることもある。これ…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

ご感想・ご要望はこちらから e-mail : matsuki-gofuku@mx6.nns.ne.jp

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