朝顔・撫子・ほおずき・鉄線・露草・菖蒲・桔梗・萩・・・。いずれも「竺仙・浴衣」の図柄・モチーフとして使われている花植物である。これらは皆、初夏から初秋(立夏から立秋)の頃に花が色づき、暑さに負けずと咲きほこる。 江戸天保…
「2040年には、この国の自治体の半分が消滅する」という「衝撃的」な試算が発表された。「日本創成会議・人口減少問題検討分科会」により、20~39歳までの若年女性が、各自治体ごとにどのくらいの比率で減少するか、割り出された…
昼間の気温が25℃前後になると、「長袖」から「半袖」に移る方が多くなる。連休が終わり、「梅雨」に入るまで、つかの間の晴れ間が続く今は、一年の中でももっともすごしやすく、さわやかな季節になる。 初夏にふさわしい色は何か。そ…
1974(昭和49)年といえば、今から丁度40年前。この年の最大の出来事といえば、田中角栄内閣が「金脈問題」で退陣し、米国でニクソン大統領が「ウォーターゲート事件」で辞任したこと。 山口百恵の「ひと夏の経験」や森進一の「…
キモノや帯は、どこの店で求めたのかということが、わかりやすい品物である。それは、大概「誂えた店のたとう紙」に包まれて保管されているからだ。県外から嫁いできた方から、品物の手入れを依頼されれば、やはりその方の実家に近いとこ…
結婚前後の若い人のキモノの地色と言えば、一昔前までは、いわゆるピンク系統の色が多かった。時代と共に、振袖や訪問着・付下げ・無地あたりの「よそ行き」モノの地色傾向は、少しずつ変化してきている。 当店の若い方向けの品物の地色…
「キモノ」が日常のものとされていた頃、「羽織」は無くてはならない存在だった。昭和40年代以前が舞台になっている、映画やTVドラマの女性の普段着(ウールや紬あるいは小紋、銘仙など)の上には、必ずと言ってよいほど、「羽織」が…
「よろず屋」というのが、どんな形態の店なのか、若い方では知らない方も多いだろう。 昔、田舎へいくと、食料品から、日用雑貨まで、何でも売っている店が、集落に一つ、二つはあったものだ。これが、「よろずや」である。「よろず」=…
以前、「黒留袖」が現代において、「消え行く式服」になりつつあることを、お話したことがあった。 人生の節目である「式」というものが、形式にとらわれないものになり、昔から続く風習や習慣を守る意識が薄れた。「結婚式」のあり方な…
キモノの着姿で、「粋(いき)な装い」というのは、洗練されたとか、あか抜けたという意味で使われているが、それと共に、少し「艶やか」な雰囲気をかもし出している時にもよく使われる。 「粋」という言葉は、江戸時代の芸者衆の、「着…