バイク呉服屋の忙しい日々

今日の仕事から

本来なら、湿度が低く晴天が続く10月下旬から11月初旬は、キモノの虫干しや湿気抜きには絶好の季節だが、今年は10月半ばを過ぎても涼しくならず、25℃以上の「夏日」が続く。なかなか、秋特有のカラリと澄んだ空気に入れ替わらな…

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体を伸ばしては縮め、縮めては伸ばしながら匍匐(ほふく)前進する。この姿が、指で寸法を採る姿に似ていることから、「尺取り虫」の名前が付く。このモゾモゾとまだるこしい動きをする幼虫は、やがてシャクガという蛾に成長する。 虫の…

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秋の折り返しとなる秋分を過ぎても、一向に涼しくならない。空の上では、未だに入道雲が幅を利かせ、イワシ雲やウロコ雲は一体どこへ行ったやら。日中の気温は平気で30℃を越え、その上夕方になると突如雷鳴が響き、ゲリラ豪雨が街を襲…

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今の若い人たちは、LINEなどSNSにおける文章には、句読点を付けないことが多いようだ。そして、もし年長者から句読点の付いた文が送信されてくると、窘められているような感じがして、威圧的な印象を受けると言う。もちろん、送っ…

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最高気温が35℃以上を記録すると、その日は猛暑日となるが、甲府では先月の25日から今月15日まで、22日連続してこの猛暑日が続いた。これまでの最長が、1995(平成7)年に記録した17日だったので、これを29年ぶりに更新…

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先週梅雨が明けたと思ったら、このところ連日35℃を越える暑さ。少し歩いただけでも、全身から汗が噴き出す。「梅雨明け10日」は、太平洋高気圧の勢力が強くなり、天気が安定して暑い日が続くと言われているが、昨今は温暖化が進んだ…

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今年の10月から、郵便料金が一挙に三割もアップするらしい。葉書が63円から85円に、手紙は定型で84円から110円になる。郵便の扱い数は、最盛期より45%も落ち込み、その上に人件費や運搬燃料費の高騰が重なる。昨年度の郵便…

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文月(ふみつき・ふづき)は、旧暦7月の呼称だが、この名前は、稲穂が実る月・穂含月(ほふみづき)、あるいは、七夕に書を干す習慣・文披月(ふみひろげつき)などに由来すると言われている。 現代の新暦と旧暦の間には、ひと月以上の…

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涼やかに見える色の組み合わせを考えてみると、それはやはり青と白になるだろう。青をイメージするものは、空や海や水であり、我々が住む星・地球の色もまた青である。青は、常に人の傍らにある自然な色として、存在していると言えるだろ…

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和装における特徴的なオシャレとは、何か。それはやはり、着姿から見えないところや目立たない場所に、華麗な色や意匠を凝らすことだろう。何かの拍子で、キモノの裾が返った時に見える八掛の色、袖の振りから僅かに覗く襦袢の模様、そし…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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