バイク呉服屋の忙しい日々

最近の投稿

このブログを公開し始めて2年半ほどになるが、先週の日曜日、初めて海の向こうからお客様がいらした。今年の初めくらいから、県外からお客様をお迎えすることが多くなっていたが、海外からとは想像もしていなかった。ITの力、恐るべし…

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日本人は他人に対する時に、「すみませんが」とか「申し訳ありませんが」という言葉が先に出てくる。感謝の言葉も、「ありがとう」よりも「すみませんでした」であることの方が多い。欧米人から見ると、このような日本人の姿は、不思議に…

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呉服問屋の売り出しや新作発表会などは、だいたい月初めの第一週に、三日間ほど行われる。毎月ではなく、年5.6回ほどで、夏の閑散期には開かれないことが多い。 新作として出品されるものは、半年後に需要期を迎える品物。例えば、浴…

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高級な鮨屋や和食・割烹の店などでは、店内のお品書きの中に、「時価」というあいまいな値段が付けられているものがある。 大概が、入手し難いもの、あるいは季節により仕入れ価格が変動するようなものであろう。今の季節であれば、さし…

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2020(平成32)年に開催されることになった、東京オリンピック・パラリンピック。多額に膨れ上がった新国立競技場の整備費用や、酷似したエンブレムのデザインなど、このところ問題が噴出しているのは、ご承知の通りである。 昨年…

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花束を作ってもらうと、メインの花と一緒に「かすみ草」が添えられることが多い。花の見映えが引き立つように、あるいは色のアクセントとして、使われる。かすみ草は、白い小さな可憐な花で、自己主張しない。だからこそ、脇役として役割…

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現在ある祝日の中で、もっとも古くから始まったものは何か。2月11日の建国記念日・11月3日の文化の日・11月23日の勤労感謝の日である。この日は、1873(明治6)年の太政官(だじょうかん)布告・年中祭日祝日ノ休暇を定ム…

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経糸は玉繭からとられた絹糸、緯糸は強い撚りをかけた綿糸。これを交互に織り込んだ絹・綿交織縮が、「豊田織」である。 1891(明治24)年、東京の紬問屋・秋場により考案されたこの織物は、縮独特のシボにより、さらりとした着心…

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Jリーグの試合では、上半身裸のまま声をからし続ける若いサポーターを見かけることがよくある。試合の熱気と興奮で「服なんか着ていられるか」ということだろうが、彼らは、現代の「裸族(らぞく)」と呼べるような存在であろう。 だが…

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マニキュアフィンガー・ロザリオビアンコ・ゴルビー・藤稔・ベリーA・アジロン。 これは全てブドウの名前だが、皆様はいくつご存知だろうか。 マニキュアをした爪のように、細長い形をした粒が特徴的なのが、マニキュアフィンガー(赤…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

ご感想・ご要望はこちらから e-mail : matsuki-gofuku@mx6.nns.ne.jp

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