バイク呉服屋の忙しい日々

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一昨日、東京・代々木第一体育館で開催されていたファッションとデザインの合同展示会・rooms32へ出掛けてきた。以前から、少し懇意にさせて頂いている加賀友禅作家・上坂幸栄さんから、丁重な案内状が送られてきたからだ。 この…

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今年初め、国土地理院が設置した、外国人にわかりやすい地図表現検討会から、報告書が提出された。これは、急増している訪日外国人や、2020年の東京オリンピック・パラリンピックなどを見据えて、ガイドブックなどで施設をより判りや…

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ホーロー看板という不思議な代物を知っているのは、もう40歳以上の方々であろう。昭和の時代、列車の窓からは、家の外壁や農家の納屋に貼られた様々な看板を見ることが出来た。 テレビなどがあまり普及せず、商品を宣伝する媒体そのも…

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数日前、新聞に載せられていた中学受験塾の全面広告を見た。そこには、今年行われた開成中学の算数の入試問題が掲載されていたのだが、当然のことながら、バイク呉服屋には、一問として解ける問題がなかった。いや、解く云々の前に、問題…

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「立春大吉」と、縦書きされた符が貼ってある寺や家がある。これは、何を意味するものかご存知だろうか。「立春」とあるので、何やら節気に関わることと考えられよう。 1247(寛元5)年の立春、曹洞宗の開祖・道元が、仏法の広まり…

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「探しものは何ですか 見つけ難いものですか」で始まる歌といえば、井上陽水の「夢の中へ」。机の中や鞄の中も、探したのに見つからないが、まだまだ探し続けるつもりなのかと、続いている。 今、バイク呉服屋にも、「在庫の中も、織屋…

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結婚式に掛かる費用の平均額は、352万8千円(2014年・リクルートマーケティングパートナーズ調査)で、お葬式費用は199万8千円(2010年・日本消費者協会調査)。 結構高く付いているのではないか、というのが私の率直な…

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バイク呉服屋に来店されるお客様の中で、もっとも若い「お得意さま」は六歳の女の子である。普通小さな女の子が、キモノを着る機会は、三歳や七歳の祝着に限られているので、呉服屋の暖簾をくぐることは稀である。 でもうちに来るこの女…

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女性は、いつの時代から化粧を始めたのか。赤い顔料で色どられた女性の埴輪などが出土していることから、5~6世紀の古墳時代には、すでに身づくろいがされていたと考えられる。 日本女性の化粧姿を、はっきりと確認させてくれるのは、…

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弁(わきま)えるとは、物事の違いを見分けて、ふさわしい行動をとるという意味である。つまり事の本質(道理)を心得て、筋道をはずさないということになろう。 道理とは何か。それは正しいこと、あるいは常識的なことにあたるだろう。…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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