バイク呉服屋の忙しい日々

2013年11月の記事

私たちの世代では、「一万円札」といえば「聖徳太子」を思い浮かべる。現行紙幣では「学問のススメ」の慶応大学創設者「福沢諭吉」であるが、日本史上におけるその人物の大きさを考えれば、その差は歴然であろう。 それは、「一万円」の…

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寸法やしみぬき、補正などの「直し」の仕事だけは、年々増えている。お預かりする品の中には、当然他店で買われた品も多く含まれている。預かる際のお客様との会話の中で、買った時の値段のことを教えてもらうことがよくあるが、その購買…

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「人の手」による仕事は、やはりどこかに「温かみ」を残すように思える。以前「加賀友禅を見分ける」の稿の時にも書いたが、それは「かすかなズレ」や「色の滲みやかすれ」など、「自然な形」で残る「仕事の跡」であり、ある意味で「不均…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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