バイク呉服屋の忙しい日々

今日の仕事から

毎年、5月の連休が終わる頃には、花粉の飛散が無くなる。患者数は全国で約二千万人。今や国民病とさえ言われるこのアレルギー症に苦しむ人達にとっては、ようやく憂鬱な季節から開放されて、さぞホッとされていることだろう。 花粉が心…

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店を開けている間には、様々な電話が掛かってくるが、商品の営業や勧誘の電話ほど迷惑なものはない。相手は決まって、「お忙しいところ、恐れ入りますが」と話し出す。忙しいとわかっているのなら、掛けて来ないで欲しいが、先方もそれが…

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旧暦では、その年を甲(きのえ)から癸(みずのと)までの十干と、子(ネズミ)から亥(イノシシ)までの十二支を、組み合わせて表す。近頃は、干支=十二支であるかのように認識され、十干はほとんど注目されていないが、本来この二つを…

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四月一日、次の新しい元号が「令和(れいわ)」と決まった。645年、孝徳天皇の下で始まった大化から数えると、これが248回目の改元である。 これまでの元号名は、中国の書物(漢籍)を典拠としてきたが、令和は初めて日本の書物(…

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不思議なもので、毎年お彼岸を過ぎると、急に暖かくなる。私のように、毎日バイクに乗っていると、微妙な季節の変化を肌で感じ取れる。今年は、走っていて、思わず固まってしまうほどの寒い日は少なく、体も楽だった。その証拠に、いつも…

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残念なことに、私には跡継ぎがいない。けれども、もし誰か呉服屋を志す者がいるとすれば、何から教えるべきか。それはおそらく、品物の売り方や仕入れ方ではなく、直し方からかと思う。 駆け出しの者が最初に覚えることと言えば、まずは…

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先週の火曜日、先月限りで商いを終えた菱一で、最後の「売立」が行われた。これは、今回終業するに当たり、手持ちの品物を売り捌くためのもので、これまで取り引きのあった小売店が、菱一から品物を仕入れる最後の機会であった。 この日…

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宿題は、幾つになっても嫌なものだ。小中学生の時には遊ぶことに夢中で、ついぞ忘れてしまうことが多かったが、朝になって慌ててやっても、何とか間に合った。それが高校生になると、やろうと頑張っても出来なくなる。数学や物理、化学な…

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例えば、直線を同じ長さで10本、何も使わずに紙に書くとしよう。フリーハンドでは、まっすぐにスジを描けるはずもなく、線の形状は一つとして同じにはならない。これは、どんなに優れた設計士や美術家が描いたとしても、同様である。 …

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バックパッカーだったバイク呉服屋は、若い頃、何度か危ない目に会っている。誰も訪ねない山野や海岸べりばかりか、時には無人島にまで足を踏み入れていたので、不測の事態に遭遇するのも、当然と言えば当然である。 獣の影に怯えたり、…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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