バイク呉服屋の忙しい日々

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暦の上では、明日が成人の日。甲府市をはじめ近隣の自治体では、今日式典が催されている。地方都市では、東京を始め他県に出ている新成人にも、帰ってきて参列しやすいように、連休の一日目に式が設定されている。 着付けをサービスに付…

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問屋の初市というのは、毎年、正月明けの週明けに開かれる。年の初めなので、挨拶がてらに出かけてゆくことが多い。 仕入れをする目的がなくても、「ご祝儀」の意味もあり、品物を買い入れる。問屋の方でも、「お年玉」価格などと名を打…

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キモノの文様の中で、「松」ほど、様々に取り入れられているものはない。「松」そのものだけの文様でも、樹木全体を描いたもの、松林を描いたもの、枝や松葉にモチーフを絞ったものなど多様である。 「松」の形も、「三階松」や「老松」…

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昨年末の29日から、3日まで正月休みをいただいた関係で、今日が今年初めてのブログの更新になりました。昨年5月から始めた、「ブログ」のような「コラム」のような、わかりにくい呉服屋の話にお付き合いしていただいた皆様、本当にあ…

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昭和40年代までは、どの家も「掛け=ツケ」で品物を買っていた。主に米や味噌、醤油、酒など日常に使う食品類などがそうだった。だいたい20日締めの月末払いとかで、ひと月単位でまとめて、支払いをしていたのだ。 どこの家も、「ツ…

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仕事においては、どんな人にも「新人=駆け出し」の時代がある。大概は、すべてが「初めて」のことばかりで、戸惑ってばかりである。 今は以前より、仕事の上で「困る」ことは少なくなってきたが、それでも迷うことや不安になることは多…

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花札は「日本の季節」をあしらった「伝統的」カードゲームである。1月は松、2月は梅、3月は桜そして12月は桐。「ピンからキリまで」といわれるが、「キリ」は「区切り」という意味として、一年の最後の月「桐=キリ」に言葉が掛けら…

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一枚のキモノを長く生かす方法として、「染め替え」がある。若い頃気に入って使っていたものが、年齢とともに派手になっていくのはやむを得ない。柄行きをそのまま生かしながら地色を変えて行く技術は、「キモノだからこそ出来る智恵」で…

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インドネシアには二つの伝統的染織技術がある。「染」は「バティック(ジャワ更紗)」で「織」は「イカット」。「イカット」については、その経絣の裂地が「広東錦」に経由され、日本の絣のルーツの一つになっていることを書いた(「聖徳…

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どんな職人さんたちにも「組合」というものがある。「紋章職人」の西さんが所属しているのは、「紋章上絵保存会」。「補正職人」の塗矢さんは「東京都染色補正しみぬき組合」。「洗張り職人」の「太田屋・加藤くん」は「東京きもの染洗協…

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日付から

  • 総訪問者数:1861666
  • 本日の訪問者数:290
  • 昨日の訪問者数:341

このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

ご感想・ご要望はこちらから e-mail : matsuki-gofuku@mx6.nns.ne.jp

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