バイク呉服屋の忙しい日々

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行く夏に なごる暑さは夕焼けを 吸って燃え立つ葉鶏頭 秋風の心細さは コスモス 70年代中頃に作られた荒井由実の楽曲・「晩夏(ひとりの季節)」の冒頭のフレーズ。夏の終わりになると、必ず聞きたくなる小佳曲。お盆休みが終わり…

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今年の7月9日、ドイツ・ボンで開かれた第39回ユネスコ世界遺産委員会において、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼・造船・石炭産業」が、世界遺産として登録されることが決まった。 明治初頭から始まった、産業の近代化を象徴す…

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大変便利なことに、読者の方がどのような言葉を検索して、このブログにたどり着いたのか、私の方でわかるようになっている。例えば、「ぐし縫い」と検索されて、このことが書かれている稿を読まれ、そこから他の稿へと進まれる方がおられ…

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バイク呉服屋は、暑さには敏感だ。日中の温度は、バイクで外を走っていれば大体わかる。長年の経験で、気温が36℃を超えると、異常な暑さだと体が自然に感知する。信号待ちで止まった時の汗の吹き出し具合や、靴が溶けるように感じる陽…

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「色は思案の外(いろはしあんのほか)」ということわざがある。 色というのは、恋愛沙汰という意味の代名詞としてよく使われるが、この言葉は、人間というのは、こと色事(恋愛事)になると、冷静さや理性を失い、常識が通用しなくなる…

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先日、バックパッカー時代の旧友と久しぶりに会って、ゆっくり食事をしながら様々な話をした。 彼は、バイク呉服屋とは全く違い、大変有能で多彩な人物である。経歴も、某有名大学の理工学部の大学院を出て、その後大手企業に在籍、その…

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大雨を降らせた台風の通過とともに、梅雨が明けた。例年、夏休みが始まる20日前後に合わすかのように、灼熱の季節が訪れる。 今日は海の日・祝日。1996(平成8)年より制定されたこの日は、海洋国家・日本に住むわが国民が、海に…

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人形町界隈を歩くようになって、何年経つだろうか。昭和の終わる頃からだから、もう30年に近くなる。 人形町通り沿いの商店街の佇まいは、あまり変わらないようにも見える。これは見慣れているせいもあるだろう。久しぶりに訪ねた人に…

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北陸新幹線の開業により、金沢は驚くほど近くなった。東京駅から「かがやき号」に乗れば、わずか二時間半の距離である。金沢城と兼六園を見て、香林坊あたりで買い物と食事をするだけなら、日帰りでも十分楽しめる。 昔、北陸へ行くには…

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「そばかす美人」とか「あばたもエクボ」という言葉がある。好きになってしまえば、相手の欠点と思えるところも含めて、愛おしいと思えることの例えだ。 普通では、自分が気になるようなところでも、相手はナチュラルな姿として認める。…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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