バイク呉服屋の忙しい日々

今日の仕事から

蟄居(ちっきょ)とは、家の門を完全に閉じた上で、自宅の一室で謹慎すること。これは、江戸の武士に課せられた刑罰の一つで、仕事上で失敗を犯した時などに、その反省を促す意味で命じられる。 調べてみると、この時代の武家刑罰は、か…

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14日の土曜日、山手線・京浜東北線の新駅・高輪ゲートウェイ駅が開業した。品川と田町の間に設置されたこの駅は、元々広大なJRの車両基地があった場所で、この土地の再開発利用の一環として整備されたもの。1971(昭和46)年に…

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春の学校式典と言えば、卒業式と入学式。儀式の壇上に掲げられるものは、国旗・日の丸であり、必ず斉唱する歌は国歌・君が代である。私立ではわからないが、公立学校では欠かすことは無いだろう。 今は天皇陛下が、国の象徴として存在す…

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消費者が品物を購入する時には、誰が、何処で、どのような方法を使って生産したかということが、モノ選びの大切な情報となる。特に、毎日の生活で欠かせない食品ではその意識が強くなり、安全性や鮮度は常に注視される。 そこで最近よく…

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バイク呉服屋には、手直しのために、多彩な品物が運ばれてくる。手を尽くした華麗な友禅のフォーマルモノから、日常の中で着倒されたウールや木綿まで、それこそ、和を装うための全ての品物がやって来る。 品物それぞれは、作られた時代…

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先日、日本気象協会が発表した今年の桜開花予想によると、東京での開花は3月17日頃。やはり記録的な暖冬の影響を受けて、平年より10日ほど早くなっている。ここ数年、暖かい冬が続いているものの、今年は特別。平均気温は、全国軒並…

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東野英治郎・西村晃・佐野浅夫・石坂浩二・里見浩太郎。5人の役者に共通する役どころと言えば、もちろん水戸黄門である。TBS系列で放映された「勧善懲悪時代劇」は、1969(昭和44)年8月から2011(平成23)年12月まで…

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大概、人は自分の眼に映るものを、ひと色で表現する。太陽は赤、海や空は青、松は緑で、桜はピンク。もちろん間違いではないが、これは極めて雑駁な色の切り取り方であろう。 毎日、山の端や海の彼方から昇り、沈んでゆく太陽。その時、…

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日本橋・人形町界隈は、呉服問屋の集まる街だが、その一角に大手進学塾のビルがある。眺めていると、夕方4時を過ぎた頃から、次々に小学生がやってくる。街角には塾の関係者が立ち、子どもたちを安全に誘導している。そして土曜日の昼な…

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今年を表す漢字一文字が、「令」と決まった。5月には、平成から令和へと元号が移り、新しい時代の幕が開いた。万葉集・巻5梅花の歌32首の序文を出典とするこの元号について、安倍首相は、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生ま…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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