バイク呉服屋の忙しい日々

その他

「売り家を、唐様で書く三代目」という諺を、ご存知だろうか。これは、初代が苦労して築いた財産も、三代目の頃になるとすっかり食いつぶして、没落してしまう商家を例えたもの。 どんなに繁盛した店でも、後を継ぐ者が遊び呆けていて、…

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全国に「銀座」と名の付く商店街は、幾つあるだろうか。バイク呉服屋が店を構える通りも、「甲府銀座商店街」である。日本有数の商業地として発展した東京の銀座にあやかり、その名前を頂戴した繁華街は数知れない。 本来、銀座とは銀を…

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あけましておめでとうございます。 今年のお正月は、春のような暖かい日が続き、穏やかな年の始まりとなりました。年末から、一週間ほどお休みを頂いていましたが、今日から仕事始めです。   2013年の5月に始めたこの…

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バイク呉服屋も、今日が仕事納め。毎日手抜きしていた店の掃除を、少し丁寧にすると体にこたえる。いつもバイクばかり使い、歩くことが少ない。運動不足は歴然である。   さて、年の瀬のせわしなさというものが、年々薄れて…

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家を離れている三人の娘達が、揃うことは稀だ。一年のうちに一度でもあれば良い方で、正月やお盆もそれぞれに予定があり、実家に帰ってくるのも、バラバラである。 たまに三人が揃うと、家内は嬉しそうだ。そして、家に居る間は連日のよ…

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「そばかす美人」とか「あばたもエクボ」という言葉がある。好きになってしまえば、相手の欠点と思えるところも含めて、愛おしいと思えることの例えだ。 普通では、自分が気になるようなところでも、相手はナチュラルな姿として認める。…

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一昨年の5月17日から書き始めた、このコラムブログも、今日で丸二年。合計215回の稿を載せてきました。 一年目の来訪者は18000人あまり。今日現在では84500人余ということは、この一年で66000人もの方に読んで頂い…

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初対面の時、相当怪しかったらしい。風貌奇怪にして、年齢不詳。何を生業にしている人物なのか、想像も付かない。今まで、出会ったこともないような人。どちらかと言えば、あまり関わりを持ちたくない類。 沢山の偶然の重なりの末、ある…

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あけまして、おめでとうございます。 年末の29日よりお休みを頂いていたので、今日が仕事初めになりました。多くのデパートや量販店からすれば、何とも遅い開店になるでしょうが、昨秋よりほとんど休みが取れなかったこともあり、休養…

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今年もあと3日。昨日までに依頼された品物の納品が終わり、職人さんや問屋、メーカーの支払いを済ませ、ようやく一区切りが付いた。 毎年のことだが、暮れの仕事を終わると、「一年無事に店を開け続けていられた」ことに感謝する。呉服…

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日付から

  • 総訪問者数:1875173
  • 本日の訪問者数:53
  • 昨日の訪問者数:346

このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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