バイク呉服屋の忙しい日々

最近の投稿

「確か、一年目は月に1万円、二年目が2万円で、三年目が3万円。きちんとした給料が頂けるようになったのは、4年目以降でした」。バイク呉服屋で、もう30年以上も仕事を担っている和裁士の保坂さんは、自分の修業時代を振り返ってこ…

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「打てば、響く」とは、反応が早いこと、もしくは、結果がすぐに表れることを意味する慣用句だが、今話題のチャットGPTは、まさにそれに相応しい存在なのだろう。人が発するあらゆる問いに対し、それまで蓄積されたデータに基づいて、…

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ダイエットというのは、本当に難しい。人それぞれの体質にも依るだろうが、体重というものは簡単に増え、いざ減らそうとしても、全く思い通りにはならない。バランスよく食べ、適度な運動を継続することが、適正な体形を維持することに繋…

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江戸時代まで使われていた旧暦・太陰暦と現代の暦・太陽暦とでは、双方の間に、ひと月半ほどのタイムラグが生じている。日の進行は太陽暦の方が早く、太陰暦は遅い。例えば、今日7月12日は、旧暦では5月25日になっている。四季の国…

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人が生きる上で、どうしても欠かせないのが、ライフラインと呼ばれる設備。電気・水道・ガスに代表されるエネルギーや水、さらに交通や通信に関わる施設が滞りなく維持されなければ、一日足りとて、平穏な日常を送ることが出来ない。思い…

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毎年、その年に仕入れる浴衣を見分けるのは、正月明けから3月初旬のまだ寒い時。うちで扱っている浴衣のメーカーは、主に竺仙と新粋染だが、どちらの品物も布見本帳の中から、夏に扱う品物を選んで、染め出しを依頼する。竺仙には浴衣だ…

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毎日のように、お客様から受ける手直しの依頼。その中でも特に多いのが、しみぬきや色ハキ、生洗い等のいわゆる補正に関わる仕事である。これを一手に引き受けてくれているのが、職人のぬりやさんだ。この方の仕事に関しては、ブログの中…

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数日前、バイク呉服屋の地元・山梨県の長崎幸太郎知事から、人口減少に対する「非常事態宣言」が出された。県の特殊出生率が1.40と伸び悩み、人口減少に全く歯止めが掛からない現状に、危機感を抱いたのである。山梨県の人口は、20…

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扱う品物によっても違うだろうが、家業店の店主が「主人」として仕事に携われるのは、凡そ30年ほどだろうか。何代も続く店や会社では、主人の交代時期は各々の事情によって変わる。そして子どもや縁続きの者が継承するのか、それとも外…

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2016(平成28)年の伊勢志摩サミット以来、7年ぶりに広島で開催された日本でのサミットが21日に閉幕した。ロシアのウクライナ侵攻や中国の軍事的な示威行動など、現在世界を揺るがしている安全保障問題や、地球規模の気候問題、…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

ご感想・ご要望はこちらから e-mail : matsuki-gofuku@mx6.nns.ne.jp

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