「なまめかしい」という言葉は、色気があるとか、艶やかという意味で使われることが多い。夏の街には、思い切り薄着で歩く若い女性が溢れているが、いくら肌を露出していても、なまめかしさは感じない。そればかりか、時折品のない印象を…
バイク呉服屋は、まったく酒が飲めない。だが、顔が怖く、体もゴツイため、外見は「いかにも飲める」ように見えるらしく、他人からは意外に思われている。 私の飲めない度合いは酷いもので、コップ一杯のビールはおろか、お猪口一つの酒…
リオ・オリンピックも終盤。体操・水泳・柔道・レスリングなどでは、期待された選手が期待通りのメダルを獲得している。そして、個人での表彰台には上がれなかったものの、卓球の福原愛ちゃんや、男子7人制ラクビーの選手達の頑張りは、…
このブログでは、毎日どの稿がどれくらい読まれているか、わかるようになっている。また、読まれる方が、どこのサイト、あるいはページを経由して、ここに辿りついたのかということも、知ることが出来る。 ここ2,3日、急速に読まれる…
このブログを書き始めて四年も経つのに、全く文章が上達しない。時折、昔書いた記事を読み直すことがあるが、意味不明なところもかなりある。呉服に関わることは、特殊な用語が多い。それをそのまま、説明もなしに書いてしまっているため…
灼熱の中で取引先を歩き回ることは、かなり苦痛を伴う。普段バイクばかり乗っていて、歩くことがほとんどない。運動不足による体力の低下は、年齢とともに著しくなっている。歩くことを全く厭わなかった、バックパッカーの面影は、かけら…
老舗と称されるのは、100年以上続く会社や店舗であろう。その中で、現在最も長く続いている会社は、大阪・天王寺にある「金剛組」という建設会社。創業は、578(敏達天皇6)年というから、今から何と1438年前の飛鳥時代にまで…
皇后・美智子さまのお召物の地色は、いつも上品で控えめ。薄い銀鼠色、生成色、薄ベージュ、ごく薄い灰桜色などをよく使われている。いずれにせよ、柔らかい色をまとわられることで、より気品のある姿として映って見える。 天皇陛下の傍…
永六輔さんが亡くなった。高度経済成長が始まった昭和30年代から、放送作家の草分けとして活躍。当時のヒット曲、「上を向いて歩こう」や「こんにちは赤ちゃん」などの作詞家としても、よく知られている。 また、ラジオのパーソナリテ…
ヨーロッパのホテルの玄関には、よく、クレマチスの花が置かれている。鉢に植えられている花もあれば、外壁に蔓を這わせながら咲いている花もある。クレマチスの花言葉の一つは、「旅人の喜び」。宿泊する旅行者を迎える、嬉しい気配りで…