営業自粛もあって、例年のゴールデンウイークよりも長い休みを頂いた。無論、どこに出かけることもなく、家内と二人で家に蟄居していたが、その中で唯一毎日行ってきたことが、峠道を全力で歩くこと。これは適度というより、かなりハード…
いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな・・・。何度も何度もくりかえされるこのフレーズを読んでいると、知らず知らずのうちに、鮮やかな黄色で染まった菜の花畑が、目の前に現れてくるようだ。 この詩の題名は「…
今は、不要不急の外出を、出来る限り避けなければならない。非常事態宣言が発せられて以降は、営業店舗もかなり少なくなったことから、都心の繁華街では人通りが消えた。ところが、居住地近くの商店街や公園では、逆に人出が増えたところ…
数日前に甲府駅近くの踏切で、新宿行特急・あずさの通過を待った。この踏切は、駅のホームから50メートルとは離れていないために、電車のスピードが上がっておらず、外からでも車内の様子が見渡せる。バイクに乗ったまま、何気なく乗車…
連なる山の狭い間を通り抜けた川は、平地に出た所で、運んだ土砂を堆積させる。このような地形のことを、扇状地と呼ぶ。山間部では急峻だった川の流れは、土地が平らになると弱まり、そこに砂や礫が積もる。この山の出口を起点として、扇…
蟄居(ちっきょ)とは、家の門を完全に閉じた上で、自宅の一室で謹慎すること。これは、江戸の武士に課せられた刑罰の一つで、仕事上で失敗を犯した時などに、その反省を促す意味で命じられる。 調べてみると、この時代の武家刑罰は、か…
14日の土曜日、山手線・京浜東北線の新駅・高輪ゲートウェイ駅が開業した。品川と田町の間に設置されたこの駅は、元々広大なJRの車両基地があった場所で、この土地の再開発利用の一環として整備されたもの。1971(昭和46)年に…
春の学校式典と言えば、卒業式と入学式。儀式の壇上に掲げられるものは、国旗・日の丸であり、必ず斉唱する歌は国歌・君が代である。私立ではわからないが、公立学校では欠かすことは無いだろう。 今は天皇陛下が、国の象徴として存在す…
消費者が品物を購入する時には、誰が、何処で、どのような方法を使って生産したかということが、モノ選びの大切な情報となる。特に、毎日の生活で欠かせない食品ではその意識が強くなり、安全性や鮮度は常に注視される。 そこで最近よく…
バイク呉服屋には、手直しのために、多彩な品物が運ばれてくる。手を尽くした華麗な友禅のフォーマルモノから、日常の中で着倒されたウールや木綿まで、それこそ、和を装うための全ての品物がやって来る。 品物それぞれは、作られた時代…