バイク呉服屋の忙しい日々

2017年6月の記事

キモノや帯の中には、お客様自身がモノ作りに参加し、自分だけの誂え・オンリーワンの品物を作ることが出来るものがある。織帯や型紙が必要なもの、さらに手を尽くした友禅の絵羽モノなどは、製作の工程や費用の面から考えれば大変難しい…

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「かけはぎ」という直しは、キモノ補正の中でも、最も難しい仕事の一つである。かけはぎが必要になるのは、何らかの原因で、生地に穴が開いてしまった時や、生地を何かに引っ掛けて、切り裂いてしまったような場合。こんな生地の損傷は、…

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先週の土曜日、以前から江戸小紋の誂を依頼されていた千葉在住のお客様を、竺仙へ案内した。浴衣販売盛りの今の時期(4~7月)は、土曜日も営業をしている。この会社は、モノ作りをするメーカー問屋でありながら、小売もしている。商い…

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バックパッカーだった若い頃、夏にはよく川で行水をした。無人駅のホームや、倉庫の軒下に寝泊りしていたくらいなので、当然風呂に行く金はない。そこで頼りになるのが、川である。 北海道の奥地の川は、清冽で澄んでいて、水も冷たい。…

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昨日、来春の大学新卒者に対する就職活動が解禁となった。解禁日は、ここ数年早まったり遅くなったりと、猫の目のようにくるくる変わり、学生達を悩ませてきたが、学業への影響を考慮した結果として、今の時期に落ち着いた。 出張の際、…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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