バイク呉服屋の忙しい日々

職人の仕事場から

数日前に甲府駅近くの踏切で、新宿行特急・あずさの通過を待った。この踏切は、駅のホームから50メートルとは離れていないために、電車のスピードが上がっておらず、外からでも車内の様子が見渡せる。バイクに乗ったまま、何気なく乗車…

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先週末、大学入試センター試験が実施された。1979(昭和54)年から始まった共通一次試験のあとを受け、1990(平成2)年から始まったこの方式も、今年が最後となる。来年からは、新しく大学入学共通テストが始まるが、改革の目…

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呉服屋が扱った品物は、たとえその店が閉じてしまったとしても、お客様の箪笥の中では生き続けている。そして、キモノや帯を取り出さなくても、店名入りのたとう紙を見るだけで、その店のことを思い出すこともあるだろう。 フォーマルな…

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どんな仕事でも同じだが、経験を積むことは何より大切であろう。新人の頃、全く見えていなかったことでも、年を経るごとに理解が深まり、それはやがて、道を究めたオーソリティとして地位を築くことに繋がる。やはり、失敗も成功も知り尽…

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江戸時代から続く商家の「暖簾分け」は、長い間奉公し、店に貢献してきた者に対し、その独立を手助けする制度。同じ屋号を使うことを許可し、磨いてきた商才を発揮する場所を与える。時には、持っている顧客を分け与えることもある。これ…

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紋の需要は、フォーマルモノの売れ行きと大きく関わっている。第一礼装として使う、黒留袖や喪服、男モノ黒紋付には絶対に紋を欠かすことは出来ず、それに準ずる色留袖や色無地にも必要になる。 とはいえ、どの家にも和装のフォーマル品…

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当たり前のことだが、呉服屋が扱う品物のほとんどは、お客様の寸法通りに誂えなければ、納品することは出来ない。今の時代、反物だけを買って、自分で仕立てをするという方は皆無なので、着用出来る形に仕上げるまでが、呉服屋の仕事とな…

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京都駅から西陣へ行くには、市営地下鉄・烏丸線の国際会館行に乗り、五つ目の駅・今出川で降りる。そこから、今出川通を西に向かって歩き、堀川通を越えて、大宮通を北へ上がる。京都の地名には、上ル、下ル、入ルが並ぶが、これは東西南…

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先日、久しぶりに相撲の中継を見ていて、気付いたことがある。それは、力士の廻しの色が、以前にも増してカラフルになったことだ。茶色や紫、グレーなどはおとなしい方で、金銀、黄色、コバルトブルー、臙脂、緑、赤と、色の系統も多岐に…

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夏の声を聞き始めると、ビールのCMが目に付くようになる。夕暮れ時、浴衣掛けで縁側に座り、喉を鳴らしながら一気に飲む姿を見れば、下戸のバイク呉服屋でも、「あ~うまそうだ、飲んでみたい」と思ってしまう。だが、実際に飲んでしま…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

ご感想・ご要望はこちらから e-mail : matsuki-gofuku@mx6.nns.ne.jp

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