バイク呉服屋の忙しい日々

現代呉服屋事情

家内に言わせると、私は「スーツとデスクワーク」が全く似合わない男らしい。これは、「オフィス」という場所とはほど遠いところにいるという意味で、つまりは「組織」というものと「縁遠い」人間ということを言い表している。 北海道に…

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今日は、年度始めの日。多くの企業で「入社式」がとり行われた。厳しい「就職戦線」を勝ち抜き、「社会人」として第一歩を踏み出す「門出」の日である。 昔から、会社を辞めたくなる節目は、「三日、三ヶ月、三年」だと言う。入社して、…

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「当てにしていただく」「頼りにしていただく」ということほど、小さな小売店にとって有難いことはない。 先月大雪が降って、身動きがとれなかった反動だろうか、このところ毎日お客様からお声がかかる。内容は、直す仕事だったり、品物…

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東京の地下鉄に乗ると、「リクルート」姿の学生集団に出くわすことがよくある。おそらく、会社説明会や面接に向かうためなのだろう。彼等(彼女等)ほとんどの手には「スマホ」が握られ、画面を凝視している。その姿には、「後がない必死…

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今、「婚礼産業」といえる職種は何だろう。「結婚」に伴い「用意するもの」というのが、昔はあった。だが、その多くが今「必要としない」ものになっている。 「婚礼家具」・「婚礼布団」・「電化製品」そして「キモノ」。家具屋や布団屋…

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昭和40年代までは、どの家も「掛け=ツケ」で品物を買っていた。主に米や味噌、醤油、酒など日常に使う食品類などがそうだった。だいたい20日締めの月末払いとかで、ひと月単位でまとめて、支払いをしていたのだ。 どこの家も、「ツ…

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先日、あるお客様よりとても「あきれた」話を聞いた。あまりにも「情けない」ので、このブログに書くのも憚られるほどのことだ。 その方が、自分の振袖一式を娘の成人式に使いたいと思い、ある呉服屋(振袖屋)に持っていって相談した時…

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「利益に走ればモラルはないがしろにされる」というのが、昨今の「食材偽装」問題の発覚から見えてくる。このことは、別に今新たに出てきた問題ではなく、どの業界、何の職種でも「利益」を最優先にするあまり、社会的に認められない「嘘…

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寸法やしみぬき、補正などの「直し」の仕事だけは、年々増えている。お預かりする品の中には、当然他店で買われた品も多く含まれている。預かる際のお客様との会話の中で、買った時の値段のことを教えてもらうことがよくあるが、その購買…

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「用の美」という言葉をご存知だろうか?これは「人々の日常の暮らしの中にある美」のことを示している。 柳宗悦が提唱した「民藝運動」のことは、以前このブログの「芹澤銈介」の稿で少しお話させていただいたが、端的に言えば「美」と…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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