バイク呉服屋の忙しい日々

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「探しものは何ですか 見つけ難いものですか」で始まる歌といえば、井上陽水の「夢の中へ」。机の中や鞄の中も、探したのに見つからないが、まだまだ探し続けるつもりなのかと、続いている。 今、バイク呉服屋にも、「在庫の中も、織屋…

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結婚式に掛かる費用の平均額は、352万8千円(2014年・リクルートマーケティングパートナーズ調査)で、お葬式費用は199万8千円(2010年・日本消費者協会調査)。 結構高く付いているのではないか、というのが私の率直な…

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バイク呉服屋に来店されるお客様の中で、もっとも若い「お得意さま」は六歳の女の子である。普通小さな女の子が、キモノを着る機会は、三歳や七歳の祝着に限られているので、呉服屋の暖簾をくぐることは稀である。 でもうちに来るこの女…

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女性は、いつの時代から化粧を始めたのか。赤い顔料で色どられた女性の埴輪などが出土していることから、5~6世紀の古墳時代には、すでに身づくろいがされていたと考えられる。 日本女性の化粧姿を、はっきりと確認させてくれるのは、…

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弁(わきま)えるとは、物事の違いを見分けて、ふさわしい行動をとるという意味である。つまり事の本質(道理)を心得て、筋道をはずさないということになろう。 道理とは何か。それは正しいこと、あるいは常識的なことにあたるだろう。…

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源氏物語は、日本の文学における最高傑作であり、古典文学の頂点を極めるものとされている。平安期の雅やかな宮廷生活を、「光源氏」という主人公の生涯を通して、壮大に描いている。 894(寛平6)年の遣唐使廃止を契機に、日本独特…

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あけましておめでとうございます。 今年のお正月は、春のような暖かい日が続き、穏やかな年の始まりとなりました。年末から、一週間ほどお休みを頂いていましたが、今日から仕事始めです。   2013年の5月に始めたこの…

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バイク呉服屋も、今日が仕事納め。毎日手抜きしていた店の掃除を、少し丁寧にすると体にこたえる。いつもバイクばかり使い、歩くことが少ない。運動不足は歴然である。   さて、年の瀬のせわしなさというものが、年々薄れて…

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密教の教えによると、人は生まれながらにして、自分の運命を司る「本命星(ほんみょうじょう)」という星と、一年ごとに自分の運命を左右する「当年星(とうねんじょう)」という星を持っているらしい。 平安時代初頭、最澄や空海により…

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もう10年も経てば、かなりの職種が消えていくそうだ。ITに社会が席巻されていることと相まって、急速な機械の進化、さらにロボット化が、人間から仕事を奪う。 インターネットは、新聞や郵便の役目を完全に奪い、機械の進化は、スー…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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