とうとう、店の空調機が壊れた。数年前に暖房が効かなくなり、クーラーだけは何とか動いていたのだが、今月初め試運転をしたところ、すぐに止まってしまい、何も反応しなくなった。もう駄目とは思ったものの、メーカーの修理担当の方に来…
ここのところ、値上げのニュースを聞かない日は無い。日用品や食品など日常に密着している生活品が、次々と値上げになる。食用油などは、春先からすでに三度も価格が変わっている。ロシアのウクライナ侵攻により、小麦など食料原料の輸出…
先日新聞を広げていたら、来月から始まる夏の甲子園大会・県予選の記事が目に留まった。読むと、我が母校はBシード校になるらしい。もう何年も、予選の一回戦すら勝つことが難しかったというのに、シード校とは、一体どういう風の吹き回…
唐突だが、もし今、沖縄が独立した国だとしたら、日本を取り巻く情勢はどうなっているだろうか。無論、日本とアメリカの関係も大きく変わるだろうし、アメリカの世界戦略そのものにも、かなり影響を及ぼすに違いない。そして中国を始めと…
フェードアウトとは、徐々に音が消えていって曲を終える音楽上の演出。聞き手にすれば、音が自然に遠ざかり、気が付いたら何となく終わっていた印象を受ける。曲の終わりを明確にしないことは、聞く者に余韻が残り、後々までその曲に浸っ…
「咳を しても 一人」。これは、漂泊の俳人・尾崎放哉の有名な自由律俳句。肋膜を病んで死の淵にあった放哉が、その最期の日々を過ごした小豆島の小さな寺・西光寺の庵で詠んだ句である。五七五の定型に捉われず、心の内を直接表現する…
政令指定都市とは、1956(昭和31)年9月に施行された制度により、認定された都市のこと。これは地方自治法に基づく新たな都市制度で、地方分権の推進を掲げ、その上で合理的で効率の良い都市の行政運営と、そこに居住する住民の福…
「夏も近づく八十八夜」で始まるのは、お馴染みの唱歌・茶摘み。八十八夜とは、春分から数えて八十八日目のことで、毎年5月1日か2日がそれに当たる。この日に摘まれた茶葉は上質な新茶となり、これを飲むと患うことが無いと言われてい…
文様とは、一体どこから生まれたものか。それは言うまでも無く、人間が生活の中から感じ取ったものを様式化したのであり、外来文様であろうと日本固有の文様であろうと、変わることは無い。外来文様は、通過する国・地域のエッセンスを包…
4月は、季節が混在する月。コートを手放せないほど寒い日があると思えば、半袖でなければ歩けないほど暑い日もある。朝夕と昼の寒暖差が20℃近くになる日も珍しくなく、街行く人の服装にも、冬と春と夏が入り混じっている。毎日、何を…