バイク呉服屋の忙しい日々

今日の仕事から

世間一般では、「キモノ」は「高いモノ」と認識されているようである。 だが、何故「高い」のかということになると、はっきりわからない方がほとんどではないだろうか。実は、キモノの中には「高くない」ものがたくさんある。 もっと言…

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ここ数年、お客様に「紋」をお聞きしても、ご自分の「紋名」がわからない、という方が増えた気がする。 喪服、江戸褄(黒留袖)、色留袖、色無地などは、「紋」がわからなければ、仕事には取り掛かれない。箪笥の中に「紋」の付いている…

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「一寸の虫にも五分の魂」という諺はよく知られている。小さなものにもそれなりの根性や気持ちがあるので馬鹿にしたり侮ってはならないという意味である。 しかしメートル法で言い直せば、「3,788cmの虫にも1,89cmの魂」と…

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週末の夕方に店のウインドや店舗内の模様替えをする。 ご多分にもれず、ここ甲府の中心商店街も昔の賑わいは見られない。空き店舗が目立ち、活性化対策に行政や商工会議所などが躍起になっているが、厳しい状況は変わらない。 私は、昔…

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明日は6月1日、衣替えである。 当店もゆかたを始め、小千谷縮や明石縮などの夏織物、絽小紋、絽付下げなどの夏染物も飾り、単衣、夏の薄物へと模様替えをした。 何分、ひとりの作業のため、なかなか仕事が捗らないのだが、今日は夕方…

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「今日の仕事から」という「カテゴリー」の中で、最初は呉服屋が使う「道具」について話を進めてみたい。 今日は「検針器」について。何故最初に一般的になじみのない「検針器」を取り上げたかというと、実は今日「検針」をしたキモノか…

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日付から

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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