バイク呉服屋の忙しい日々

今日の仕事から

零下45度という猛烈な寒波が襲来中らしい。北極から直接日本列島へ寒気が流れ込むために、日本中が冷凍庫の中に入っているような状態である。暖かい東京でも朝の気温が氷点下2℃以下となり、ニュースになっている。 日本海側では雪が…

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結婚式は、人生最大の節目ともいうべき儀礼だ。式を執り行う意味は、敬虔な気持ちを持って誓いを立てることにより、改めて夫婦として生きる意味を確認するようなものであろう。 では、誰に向かって誓うのか、日本古来の神々ならば、神式…

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街を歩くと、真っ赤なセーターや濃ピンクのショールをお洒落に着こなす年配の方をよく見かける。着姿に違和感はなく、むしろその若々しい姿に好感を持つことが多い。 年齢に相応しい色というものが、変わってきている。洋服や小物の色ほ…

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『幸せ運べるように』という歌をご存知だろうか。神戸の小学校教諭だった臼井真さんが作った、阪神淡路大震災復興の歌である。「地震にも負けない、強い心を持って」というフレーズで始まるこの歌を聞くと、いつも少しだけ涙腺が緩む気が…

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誰もが知っているように、「和」と言う言葉は、「日本」を表す言葉である。「和食」「和服」「和楽器」「和菓子」などなど、「和」は、「日本独自の」と言う意味で使われている。 では、「和」とはどこから来た言葉なのか。源泉をたどれ…

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浅草の「酉の市」や京都南座の「顔見世興行」のニュースを耳にすると、年の暮れが近づいたことを実感する。酉の市の「福をかき集める」という意味で買い求められる「熊手」には、来る年の商売繁盛や、無病息災の願いが込められている。 …

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小さな呉服専門店に置かれている品物は、主人(あるじ)の好みに左右される。特に、紬や小紋類のカジュアルモノの扱いが多いところでは、その傾向は強いと思われる。 「バイク呉服屋」にも、これが当てはまる。うちが扱う品物の比率は、…

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神宮外苑の「銀杏並木」がすっかり色づいたようだ。暖かい東京都心では、毎年11月末から12月初めにかけてが見頃となる。 300メートルほど続く並木が黄色ひと色に染まり、そこを歩けば、さながら「黄金トンネル」をくぐるような感…

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今朝から、手袋を使い始めた。毎年「立冬」の頃から、素手でバイクに乗ることが辛くなる。 人間の「体感温度」は、風が1m吹くと1℃下がると言われ、バイクだと時速が10k上がるごとに1℃下がるらしい。今日の甲府の朝の気温は、1…

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呉服屋以外で、今でも「風呂敷」を仕事の道具として使っている人といえば、「検察官」であろう。風呂敷に包まれた書類を、法廷の机の上で広げている姿などは、日常的に見受けられている。 検察官が風呂敷を使う理由は、沢山の裁判資料を…

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日付から

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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