バイク呉服屋の忙しい日々

今日の仕事から

岐阜県の最北部、根尾という村に、一本の大きな桜の古木がある。樹齢は1500年以上、植えられたのは467(雄略天皇11)年頃と、言い伝えられている。 愛知県・一宮市の真清田(ますみだ)神社。この社に所縁が深い、土田という家…

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うちの娘達もそろそろ、昔でいう所の結婚適齢期にさしかかっている。娘の友人達の中には、具体的な話が決まり掛けている人も、ちらほらいるそうだ。 最近の結婚事情を耳にすると、今の若い人達は予想以上に堅実に思える。お互いが結婚に…

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列車に乗れば、「ガタンガタン」とレールの継ぎ目を跨ぐ音が聞こえる。眠気を催している時など、継ぎ目を通る時の僅かな揺れは、何とも心地よい。もし、この微妙な揺れがなければ、鉄道の魅力は半減するだろう。 金属を組み立てて装置を…

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今年初め、国土地理院が設置した、外国人にわかりやすい地図表現検討会から、報告書が提出された。これは、急増している訪日外国人や、2020年の東京オリンピック・パラリンピックなどを見据えて、ガイドブックなどで施設をより判りや…

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ホーロー看板という不思議な代物を知っているのは、もう40歳以上の方々であろう。昭和の時代、列車の窓からは、家の外壁や農家の納屋に貼られた様々な看板を見ることが出来た。 テレビなどがあまり普及せず、商品を宣伝する媒体そのも…

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数日前、新聞に載せられていた中学受験塾の全面広告を見た。そこには、今年行われた開成中学の算数の入試問題が掲載されていたのだが、当然のことながら、バイク呉服屋には、一問として解ける問題がなかった。いや、解く云々の前に、問題…

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結婚式に掛かる費用の平均額は、352万8千円(2014年・リクルートマーケティングパートナーズ調査)で、お葬式費用は199万8千円(2010年・日本消費者協会調査)。 結構高く付いているのではないか、というのが私の率直な…

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バイク呉服屋に来店されるお客様の中で、もっとも若い「お得意さま」は六歳の女の子である。普通小さな女の子が、キモノを着る機会は、三歳や七歳の祝着に限られているので、呉服屋の暖簾をくぐることは稀である。 でもうちに来るこの女…

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弁(わきま)えるとは、物事の違いを見分けて、ふさわしい行動をとるという意味である。つまり事の本質(道理)を心得て、筋道をはずさないということになろう。 道理とは何か。それは正しいこと、あるいは常識的なことにあたるだろう。…

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密教の教えによると、人は生まれながらにして、自分の運命を司る「本命星(ほんみょうじょう)」という星と、一年ごとに自分の運命を左右する「当年星(とうねんじょう)」という星を持っているらしい。 平安時代初頭、最澄や空海により…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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