紋の需要は、フォーマルモノの売れ行きと大きく関わっている。第一礼装として使う、黒留袖や喪服、男モノ黒紋付には絶対に紋を欠かすことは出来ず、それに準ずる色留袖や色無地にも必要になる。 とはいえ、どの家にも和装のフォーマル品…
毎年、5月の連休が終わる頃には、花粉の飛散が無くなる。患者数は全国で約二千万人。今や国民病とさえ言われるこのアレルギー症に苦しむ人達にとっては、ようやく憂鬱な季節から開放されて、さぞホッとされていることだろう。 花粉が心…
早いもので、このコラムブログもこの5月で、8年目を迎えます。53歳から書き始めた私は、今年で還暦。この7年の間、呉服屋としての自分の仕事に大きな変化はほとんどなく、淡々と時間が過ぎてきたような気がします。 地方の小さな呉…
突然だが、皆様には「自分の心の中に秘めている思い出の人」は、おられるだろうか。無論、今の配偶者や恋人以外で、である。 では、その懐かしい人を思い出すのは、どんな時だろうか。おそらく、普段の生活の中で、リアルにその人のこと…
またとない10連休も、もう後半戦。皆様はどのように過ごされているのだろうか。残り少なくなった休日を数えながら、仕事が始まることへの憂鬱を、感じ始めておられる方も多いだろう。 様々な調査を見ると、そもそもこの連休中に旅行、…