皆様は、特定の数字にこだわりがあるだろうか。例えば、車のナンバープレートを決める時には、自分の好きな番号や、思い入れのある数字を選ぶ方が多い。そしてそこには、自分や子ども、配偶者の誕生日とか、家族の記念日を組み込む人もお…
今、20~30代の若者の30%が、朝食を食べていないらしい。農林水産省のHPには、朝ごはんを食べないと、体温が低下してエネルギー不足となり、仕事や学業の能率も上がらず、生活にリズムが生まれないと書いてある。脳のエネルギー…
弱きを助け、悪を挫く。時代劇は、毎回設定は変われども筋書きは同じで、お約束の結末だが、中高年を中心として根強い人気を持つ。これは、「勧善懲悪」を好む日本人の気質に合っているからとも、言えよう。 代官と役人の悪事を、正義の…
物事には、基準となる様式がある。特に芸術においては、手順や形式を踏まえた上で、その中に、自分だけのオリジナルな感性を表現していく。 一つの様式が生まれる背景には、時代や地域的な環境など、様々な理由が考えられ、その表現方法…
先日、大リーグ・エンゼルスの大谷選手が20本目のホームランを放った。日本人のメジャーリーガーとして20本塁打以上を記録したのは、コジラこと松井秀喜さんに続いて二人目だ。 その上、ピッチャーとしても10試合に登板し、4勝を…
バイク呉服屋では、譲り受けた古い品物を直す仕事が多い。大概が、元の品物より寸法を広げる依頼だが、縫いこみの入り具合により、直すことが出来る範囲が決るので、中にはどうにも使えないケースも出てくる。 特に多いのが、内揚げが少…
国が、歴史的に地域に根付いた手工業による産品、いわゆる伝統的工芸品の認定を始めたのは、今から43年前の1975(昭和50)年のこと。その数は昨年11月末で、230品目にも及ぶ。 伝統的工芸品として認められるには、100年…
夕方になると、佐川急便の兄ちゃんが顔を出す。店が営業している日は必ず、発送する荷物のあるなしに関わらず、御用聞きに廻ってくる。一年365日、物流の仕事に休みは無い。お盆であろうと、年末年始であろうと、関係なく働いている方…
バイク呉服屋は、仕事用ズボンの「持ち」がすこぶる悪い。半年ほど使い続けていると、生地が痛んで薄くなり、ひどい時には穴が開く。薄い夏用などは、ひとシーズンで駄目にしてしまい、ほぼ使い捨てとなる。そして不具合が起こる箇所は、…
「判官びいき」とは、弱者が大きな力を持つ者と対峙する時、人々が同情して肩を持ち、応援することを言う。スポーツでは、観客の行動としてたまに見られる光景だが、特に高校野球では、球場が一体となって、一方のチームを後押しすること…