バイク呉服屋の忙しい日々

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あけましておめでとうございます。年末から年始にかけて曜日の並びが良かったので、9連休となった方も多かったと思いますが、バイク呉服屋も便乗して、少し長く休みを頂きました。 今朝、店に来て久しぶりにパソコンを開いてみると、お…

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昨日、ようやく暮れの大掃除が終わった。店の床面積は約20坪なので、店舗としてはさほど広くないが、念を入れてきれいにするとなれば、やはり手が掛かる。通りに面したウインドに始まり、ショーケースや鏡など、ガラスをきれいに磨き上…

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今年を表す漢字一文字が、「令」と決まった。5月には、平成から令和へと元号が移り、新しい時代の幕が開いた。万葉集・巻5梅花の歌32首の序文を出典とするこの元号について、安倍首相は、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生ま…

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多くの加賀友禅の図案は、それぞれの作家が描いたスケッチを基にしている。モチーフは、散歩の途中で見つけた野の花や、庭にやって来る鳥たちだったりと、ごく身近なものばかり。そして、四季折々に姿を変える山や海の風景もまた、図案の…

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昨日、新しいパソコン・Windows10を導入した。何故なら、来年の1月には、Microsoft社がWindows7のサポートを終了するからだ。私としては、現在使っているWindows7でも、全く不自由はないのだが、やは…

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一昨日、京都日帰り出張を敢行した。呉服を扱う問屋やメーカーでは、月初めに売り出しや新作発表会を行うが、師走には、一年を締めくくる「歳の市」と銘打って、バーゲンを行うところも多い。 今回の仕入れ目的は、紫紘の帯。この老舗帯…

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呉服屋が扱った品物は、たとえその店が閉じてしまったとしても、お客様の箪笥の中では生き続けている。そして、キモノや帯を取り出さなくても、店名入りのたとう紙を見るだけで、その店のことを思い出すこともあるだろう。 フォーマルな…

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どんな仕事でも同じだが、経験を積むことは何より大切であろう。新人の頃、全く見えていなかったことでも、年を経るごとに理解が深まり、それはやがて、道を究めたオーソリティとして地位を築くことに繋がる。やはり、失敗も成功も知り尽…

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このところ、すっかり日が短くなった。3時半を過ぎると、もう太陽が西へ傾き出すので、仕事をしていても、何となく急き立てられている気分になる。冬至まではあと40日もあるので、まだまだ日暮れは早くなる。 けれども、短い日を惜し…

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呉服屋として長い間品物を見ていると、地色や挿し色に表現される微妙な色合い、図案のバランス、そして構図の取り方などが理解出来てきて、自然と「モノの見方」が磨かれてくる。 品物にとって「作り方」も重要だが、いくら手を尽くした…

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  • 総訪問者数:1872629
  • 本日の訪問者数:85
  • 昨日の訪問者数:327

このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

ご感想・ご要望はこちらから e-mail : matsuki-gofuku@mx6.nns.ne.jp

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