あけまして、おめでとうございます。この年末年始は曜日並びが良かったので、多くの方がゆっくり寛いだ時間を過ごせたのではないでしょうか。私も世間並みに8連休を頂き、6日の月曜日から営業を再開致しました。本年も、何卒よろしくお…
今年も、残すところあと3日。ついこの間まで、どうにもならないほど暑かったと思っていたら、いつの間にか、コートが手放せないほど寒くなっている。それどころか、ついこの間年末の大掃除を済ませたと思ったら、もうまた年の暮れが迫っ…
撞木と衣桁は、呉服屋の店先を彩るディスプレイには絶対に欠かせない道具。撞木は、丸く巻かれた反物や平畳みの帯を、衣桁は、予めキモノの形で商品化されている絵羽モノを飾るために使う。反物は、無地や付下げなど一部を除けば、その多…
全国各地には、一体どれほどのダムが建設されているかご存じだろうか。日本ダム協会のダム便覧によれば、竣工済のダムだけで2698基。そして現在計画中と着工中のダムも、65を数える。ダムは大まかに、治水等多目的ダムと利水ダムに…
縞が文様の中で、単純にして最も多彩な図案であることは間違いない。そして、この直線で構成される幾何学文様は、経糸と緯糸とが交差する織物に図案の基がある。つまり織の手法そのものが、縞という柄と大きく関わっていることになる。 …
先日、七五三詣りの撮影を禁ずる神社が増えているとの情報を耳にした。本当なのかと驚いたが、これは家族が撮るスナップ写真ではなく、プロカメラマンによる出張撮影を制限したものだった。神前結婚式を挙げる際には、撮影を依頼する話は…
ブログを始めた頃は、よく業界の内側の話をした。だから、この手の内容を分類するために、「現代呉服屋事情」というカテゴリーも設けてあるのだが、最近ほとんどご無沙汰だ。昨年は、現代離れしたバイク呉服屋のアナログ的商いについて、…
本来なら、湿度が低く晴天が続く10月下旬から11月初旬は、キモノの虫干しや湿気抜きには絶好の季節だが、今年は10月半ばを過ぎても涼しくならず、25℃以上の「夏日」が続く。なかなか、秋特有のカラリと澄んだ空気に入れ替わらな…
先日、衆議院が解散する場面を見ていたが、いつもであれば議長が解散の詔書を読み終えたところで、議員たちがもろ手を挙げて万歳と叫ぶのだが、今回は与党の議員だけが少し遅れて手を上げ、野党議員は野次をとばしているだけという、何と…
体を伸ばしては縮め、縮めては伸ばしながら匍匐(ほふく)前進する。この姿が、指で寸法を採る姿に似ていることから、「尺取り虫」の名前が付く。このモゾモゾとまだるこしい動きをする幼虫は、やがてシャクガという蛾に成長する。 虫の…