バイク呉服屋の忙しい日々

2020年11月の記事

全国の気象台や観測所では、様々な植物や動物の変化を観測し、それぞれの場所で年ごとに、季節のうつろいを記録し続けてきた。これが「生物季節観測」で、今から半世紀以上も前の、1953(昭和28)年から始まっている。これまでに記…

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西暦だと今年は、2020年。日本の元号・和暦で言えば、令和2年である。年号は現在、この二つにほぼ集約されるが、今から75年前の戦前までは、年の数え方がもう一つあった。それが「皇紀」である。 1872(明治5)年、明治政府…

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今、普通に街を歩いていて、和装姿の方に出会うことはほとんどないだろう。東京の銀座辺りならいざ知らず、甲府のような地方の都市では、まず探せない。だから、キモノで外に出ている家内の姿は目立つようで、銀行などではすぐ顔を覚えら…

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山梨の銘菓として、幅広く知られている信玄餅。うちでも、県外から来店されたお客様へのお土産、あるいは出張の際の手土産としてよく使っている。きな粉をふりかけた餅を一個ずつ別包みし、添えてある黒蜜をかけ、楊枝で食べる。私などは…

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このブログに掲載されている品物は、全て、現在当店が扱っているものか、以前当店で扱ったものです。

松木 茂」プロフィール

呉服屋の仕事は時代に逆行している仕事だと思う。
利便性や効率や利潤優先を考えていたら本質を見失うことが多すぎるからだ。
手間をかけて作った品物をおすすめして、世代を越えて長く使って頂く。一点の品に20年も30年も関って、その都度手を入れて直して行く。これが基本なのだろう。
一人のお客様、一つの品物にゆっくり向き合いあわてず、丁寧に、時間をかけての「スローワーク」そんな毎日を少しずつ書いていこうと思っています。

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